シーズン2的な

4月、5月とロクな仕入れができず、出品にもあまり時間をかけられなかった。FBAもこの10日間でひと箱しか送ってない。にも関わらず、売上はそれほど悪くなかった。当然在庫は大幅に減り、ピーク時の85%ほどになった。ゲーム「ガンパレード・マーチ」では、部隊の残存が8割を切ると撤退を始めるという設定があったが、そう考えると結構なやばたにえんである。

5月某日。
コンパクトカーに仕事道具を目一杯詰め込んで、なんとか6時間のドライブを終えた。コストと疲労を天秤にかけると…新幹線のほうがいいかな。読書もできるし。

5月某日。
とりあえず車で30分圏内のブックオフとブックマーケット、そして2軒のゲオに行ってみた。結果は6点で8Kの仕入。もちろん4軒合わせての話である。思った以上に悪く、これでは戦力になりそうもない。せどり禁断症状が出た時の応急処置くらいには使えるだろうか。ブックオフはパチンコ屋の跡地を利用した大型店で点数はそれなりにあったのだが、いかんせん棚が都市部のそれよりかなり劣っていた。車で1時間圏内に広げればもう数店舗増えるが、わざわざ行く価値があるかは疑わしい。

5月某日。
ネット仕入れをしていると毎日アマゾンやブックオフやゲオや買取王子からたくさんの荷物が届く。カブに乗って郵便を配達してきたのが小学校の同級生だった(向こうから話しかけてきた)。田舎あるあるだろうか。「平日の昼間なのに仕事にも行かないで…」と内心憐れんでいるかもしれないな。「天然コケッコー」のシゲちゃんみたいだ。

ゆるやかにシーズン2的な生活が始まったわけだが、前途多難である。底辺プロフェッショナル制度をフル活用して今まで通り長時間労働することになるだろう。元々が独り好きでインドアな人間なので、 生活習慣にそれほど変化はない。ただ外食はほとんどしなくなった。そもそも僕が住んでいる所はまずまずの、なかなかの、かなりの田舎なので、歩いて行ける範囲に飲食店というものがない。移動は当然車なので酒も飲めない。スーパーは一応あるが、ワインの品揃えは少ない。アマゾンを頼ることになりそうだ。