サンプル盤、ゲオ、第三の矢

七夕と言えば短冊だが、CDせどり界隈で短冊と言えばもちろん細長い8cmシングルのことだ。珍しく時事ネタとせどりネタが綺麗にマッチングした、と言いたいところだが、残念ながら僕の場合8cmシングルはせどり対象外。もちろん高いものもあるが、店舗だと探すのが大変だし、ネット仕入れだと大体状態は悪い。

月曜日。車で仕入れ3軒
3軒廻って6点11Kの仕入れ。辛いドライブだった。3軒目で1,950円で買おうとしたCDが「ヤフオク出品中」だったので調べてみると2,639円(税別)だった。こういうパターンもあるのか。ヤフオクでの価格は各店舗に任せられているのかな。

水曜日。
先週仕入れたブツにサンプル盤が1枚と書き込みがあるものが1枚あった。サンプル盤は返品するとして、書き込みの方は悩ましい、と思うのは僕が「聴ければいい派」だからで、他のせどらーだったらノータイムで返品するのかもしれない。結局「可」で出品することにした。

サンプル盤を返品に行く。ブックオフも当然チェックをしているのだろうが、このような裏ジャケットだと見つけにくい。


長年に渡ってCDせどらーを悩ませてきたサンプル盤だが、ここ10年くらいに発売されたCDに関しては、見たことがない。放送局向けの音源はデータで送れるし、試聴のための店舗は激減した。ちなみに今回のは2005年発売のインディーズのCD。かなり新しい。せっかく小さなトレンドに乗ってライバルを射ち落とそうと思ったのに。

夜にザバダック吉良知彦の訃報。

木曜日。バイクで仕入れ6軒。
最初の2軒では全然駄目で、今までのせどり人生が走馬灯のように流れそうになったが、後半なんとか盛り返す。「ちょっと厳しいだろうな」と思って念のためサーチしたものがたまたま「出品者なし」だったりすると、ついつい都合の良い想像をしてしまう。「裏ドラが乗るんじゃないか」みたいな。この辺の失敗の傾向は何年たってもあまり変わらないんだろうな。

最後の6軒目は超久々にゲオに行った。せどりを始めたばかりの頃は小さな店舗もバイクでマメに廻っていたが、最近はさすがに足が遠のいていた。全く期待していなかったが、まずまずのが3枚。モノによってははっきりとブックオフよりも安いが、いかんせん在庫量も店も少ないのがなあ。天野月、ピチカート・ファイヴ松田聖子、水越恵子、小林麻美リンダ・ロンシュタット、某鬱アニメDVDのセット、珍しいところではIcemanラムシュタインなど26点で40Kの仕入れ。

金曜日。
いつも通り朝というか昼に起きてメールチェック。「Amazon出品サービスアカウント移行のお願いと重要なお知らせ」。頭が全く動いていない状態なのでとりあえず検索。よくわからないな、保留。8KのCDが返品。

国民年金基金、合併検討=19年4月−利便性を向上
国民年金ではなく上乗せの基金の方。僕は払っていない。せどらーでも払っている人が結構多そうな小規模企業共済も払っていない。付加年金・確定拠出年金に至っては全く何も知らない。別に不要だと思っているわけではなく、単に余裕がないだけ、イコール節税の必要もない。余裕が出来たら検討したいが、余裕が出来る見込みは今のところ、ない。

最近売れたもの

750→7,900
先週東武東上線の小型店で仕入れて即売れ。「これぞせどり」という味わい。特殊な紙ジャケと珍しいタイトルで頭には残りやすい。事務所はオフィスオーガスタ。こういう比較的新しい商品がせどれると、「なんだ、まだまだブックオフせどりもいけるじゃないか」という気がするが、多分気のせいだろう。

そろそろ「ブックオフ仕入れ」「ネット仕入れ」に続く「第三の矢」のことを考えなくてはいけないのだろうか。多ジャンルな方向だったり、グローバルな方向だったり、古物商な方向だったり、ギャンブラーな方向だったりと、いくつか候補はあるが、いずれにせよ容易ではない。でも「容易ではない」のはむしろ歓迎すべきことだろう。「誰でも簡単に稼げます!」なのはもういいや。