旅の終わり

親の介護のために実家に戻ることになった。僕くらいの年齢の人間にとっては、わりとよくある話なのだろう。現時点では必ずしも僕が必要ということはないのだが、年寄りだけの生活はなにかと不便かつ不安だろうし、車の運転も心配だ。全てが済んだらそのまま実家に住み続けるかはわからない。そもそも「全てが済む」のがいつになるかがわからない。1年後かもしれないし、20年後かもしれない。

仕事はどうするか…と考える余地はない。せどりの他に何も取柄がない人間なので、続けるしかない。最大の問題は仕入れで、わずかにある店舗とネット仕入れに頼るしかないだろう。そして可能ならば数ヵ月に1度関東遠征を、というスタイルを想定している。いつかこのような日が来るのは前からわかっていたので、それなりに準備をしてきたつもりではあるが、果たしてどうなるやら。

一応このブログは残しておいて、数ヵ月に1度くらいは経過報告しようと考えているが、正直どうなるかわからない。別に勿体をつけているわけではなく、本当にどうなるかわからないのです。介護がどれくらい大変なのか、仕入れが今までと同じくらい出来るのか、そんな中で果たしてブログを書く心身の余裕があるのか、そして何を書けばよいのか、さっぱり見当がつかない。僕にとって「せどり」とはあくまで「背取り」なので、「せどりブログ」を名乗るからには背表紙を見て抜き取るという作業の記録をその中心に据えたい。

最近売れたもの

ずっと仕入れに行けない・行っても買えない日が続いていたが、タワレコの石川優子紙ジャケ再プレスに救われた。新品なので検品が楽だし、このあたりには同業他社(他者)の目があまり届いていないという確認が出来たことも収穫だった。もっとも、マケプレタワレコが参入してきたらその時点で終わる話ではあるが。

あとはもちろんユーミンとか。

というわけで次の更新がいつになるかはわかりませんが、(多分)これで終わりということはないので、惜別のコメントは不要です。誰もしませんよね、失礼しました。