全貌、疑惑、細野晴臣

以前にも少し書いたが、古本屋ではない我々せどらーにはアソシエーションというものが存在しないので、その全貌や実態というものは誰も正確には掴めない。せどりブログ、あるいはその他SNSがその解明のひとつの手掛かりになるかとは思うが、最近は読むブログが少なくなる一方だ。「面白いブログはないかな」と「せどりブログランキング」などをうっかりクリックしても、残念ながら暗澹たる気分になることが多い。

当然、専業せどらーの平均的な年収だとか労働時間だとか年齢分布などの正確なところは誰にもわからない。それと同時に「せどらーならば必ず知っておかなければいけない常識」だとか「今、せどらーの間で最もホットなトピック」といったコンセンサスも存在しない。いずれにせよ出来るのは、なんとなく「こんな感じじゃないの」と想像するくらいだ。自分では当たり前と思っていたことが、他の人にとっては当たり前ではないということは多いのだろう。もっとも、「専業せどらーの平均年収」なんて数字はわからない方が良いと思うが。

(先週の)土曜日。電車で仕入れ3軒。
昼食は「なか卵」。ワンオペというのだろうか、厨房には1人しかいなかった。客は10人くらい。指示したり・されたりというのが無いので気楽かもしれないが、やっぱり僕には出来そうにない。

3軒目に古いアニメ・特撮サントラが多くあったが、買えるものは少なかった。ジャイアントロボ鉄人28号ってサントラ多いなあ。定番アーティストが少しと、あとは安いアニメDVDセットなど、17点で28Kの仕入れ。

1番上は全然届かず。

月曜日。
せどりブログ界のセンテンス・スプリングであるビーツさんのところから、業界を震撼させる個人的にあきれる疑惑が明るみになる。しかしたまげたなあ。

火曜日。電車で仕入れ4軒。
1軒目は去年の夏に18K(ワンデー利用)で星野源を「買わなかった」店。

血の涙。だってマキシシングルだよ。定価2,000円しないんだよ。岩崎宏美OLIVIA柏原芳恵ヒルビリー・バップス、G-FREAK FACTORY、NONA REEVES山下毅雄さだまさし、宇崎竜童、ピーター・フランプトンオリビア・ニュートン・ジョンダイアナ・ロス、落語CDなど21点で36Kの仕入れ。

水曜日。電車で仕入れ3軒。
まず午後イチでジムの申し込み。混んでいるのは嫌なので、平日午後限定のコースにした。申し込みの最中に、なんというか色々残念なジムだなと思った。マニュアルも雑だし、テーブルがガタついていたり、ボールペンがかすれていたり、細かいことが気になる。

2時過ぎに仕入れに出発。3軒目は棚卸のため残り1時間しかなくて、急いでチェックしたが、結局時間が余るという残念具合。チューリップ、中川翔子のお父さんの中川勝彦ヴァン・モリソンレッド・ツェッペリンポケットモンスターときめきメモリアルクイーンエメラルダスなど19点で34Kの仕入れ。

木曜日。電車で仕入れ3軒。
1軒目の大型店でJ-POPの「あ行」からスタートして、「た行」までで既に2万くらい買えていたので、1度会計した。滅多にないこと。その後もまずまず買えたが、前日に棚卸があったらしく、ところどころ背表紙が見えなくなっていた。

これでは「背」取りは出来ない。また、出品価格より買取価格が高いものがあったので確保。


あくまで帯付きで状態がいいことが条件になるので、それなりにギャンブルではある。キャンディーズ谷村新司など21点で41Kの仕入れ。

帰宅後、急いで買取りの申し込み。月末ということで経費や売上の集計。久々に未出品在庫の山も抱えて多忙。

金曜日。
最寄りのABCマートで適当なジョギングシューズを買ってジムへ。インストラクターにマシンの使い方を教えてもらい、30分ジョギング。ケガだけは絶対にしてはいけない。帰宅してブログなど。

ボブ・ディラン、来日記念で限定2500枚アナログEP&日本独自企画ベスト盤発売決定
特設サイト
選曲・解説は萩原健太、対訳は中川五郎。タイトルの「DYLAN Revisited」はもちろん「HIGHWAY 61 REVISITED」のもじり。「まとめて聴く機会を作る」というのは僕にとってのBOXの重要な存在意義だ。

ポール・マッカートニーの息子ジェイムズが新曲「Unicorn」のミュージックビデオを公開

「座ってボーっとしているんじゃなくて、自分の食いぶちは自分で稼ぎたいんだ」と語る。

偉いなあ。そういえばweeaboo(日本かぶれ)が高じて日本デビューしたポール・ウェラーの息子はその後どうなったのだろうか。

TVアニメ『ルパン三世(PART1)』がTOKYO MXにて4月4日放送開始
音楽は山下毅雄。演出には宮崎駿高畑勲の名前がある。ルパンもカタログが非常に多く、常日頃から整理しなくちゃと思い続けているうちのひとつ。

細野晴臣による40年ぶり中華街ライブ、6都市巡る『港町ツアー』も
昨日が4月1日だったからというわけでもないが、エイプリル・フールはっぴいえんどキャラメル・ママティン・パン・アレー)、そしてもちろんYMOとキャリアを重ねた伝説超人あるいは黄金聖闘士。以前から何度かこのブログを紹介して頂いているシマウマさん(で、よろしいのだろうか)もファンの様です。

天国のキッス」「禁区」「風の谷のナウシカ」「ハイスクールララバイ」など作曲多数。そういえば、先週紹介した山下達郎のアルバム「SPACY」でもベースを弾いている。あと知っていることはせいぜい、祖父がタイタニック号の生き残りであることと、「風をあつめて」くらいだろうか。


映画「ロスト・イン・トランスレーション」でも使われていた(小山田圭吾が音楽担当に紹介した)この曲は、はっぴいえんどの代表曲のひとつだが、松本隆がドラムを叩いている以外はボーカル・ギター・オルガンを細野晴臣が担当(もちろん作曲も)、大瀧・鈴木両名は参加していない、ほぼソロのような曲。

せどり的にはやはりボックスメイン。

来週から火曜日〜金曜日の昼間にジムに通うつもりでいる。仕入れに行くのは夕方以降にするか、土日祝日とジムが定休日である月曜にするかは、まだ決めかねている。まずはしっかり出品をすること。そしてしっかり痩せること。