高速道路、商品情報、出品把握

今週というか、この7日間で5回も仕入れに行った。もちろん連休を見越してのこと。以前なら「未出品在庫の山で、足の踏み場もない」とか書いていたかもしれないが、現状はそれほどでもない。要するに「買えてない」。今月ここまでのブックオフ1店舗当たりの平均購入金額は先月までの平均と比べて、なんと3割減。その分店舗数を(僕にしては)多く廻っているわけだが、当然移動時間の分だけジリ貧になり、そのシワ寄せというか当然の帰結として、「余暇」が奪われることになる。売上は悪くない。

(先週の)土曜日。
まず早朝に大きな地震。寝ていたせいか、震度以上に大きく感じた。「これはやばいかもしれない」と思ったが、揺れた時間も短かったし、家具類も倒れていないようなので、あっさりと二度寝

その後バイクで仕入れ4軒。うち2軒で坊主。4軒中2軒で坊主である。心を折るには十分だが、数少ない買えたもののうちに大物らしきものがあったのが救い。「らしきもの」というのは初見でかつデータが少ないため。最後の4軒目でコンピュータ書籍の棚の前でカゴに20冊くらい入れているビーマーがいた。「隣の芝生が青く見えたら、この庭に花を植えればいい」という歌があるが、庭が無い人はどうすればよいのか。

自由と孤独はふたつでセット

昼食はなぜかラーメンマップアプリから消えていたローカルなラーメン屋。隣の客が細長い巾着からマイ箸(箸置き付)を取り出す所作がなんとなく癇に障った。「これは撮るだろうな」と思ったら、やっぱりラーメンの写真を撮った。それくらいはわかる。帰宅後、珍しく来客があるため、慌てて掃除。

月曜日。電車で仕入れ4軒。
1軒目は久々に両国。以前よく居た、特徴のある店員さんが居なかった。たまたま居なかったのだろうか、あるいはもう辞めてしまったのだろうか。声や見た目に余程特徴が無いとなかなか印象には残らない。蒲田には西の訛りの強い子が居たが、まだ居るだろうか。

久々に金額的にはまずまず買えた。みなみらんぼう柳ジョージキャンディーズ、王様、OLIVIAバート・バカラックセーラームーン直木賞原作映画のサントラなど。

火曜日。車で仕入れ4軒。
高速道路は2回目で、独りで走るのは初めて。当然滅茶苦茶緊張した。最初は左レーンを走っていたが、合流されるのも結構怖いので、3車線の真ん中をマイペースで走る。軽やらチョッパー・アメリカンバイクやらバスにまでガンガン抜かれる。40分程走って、郊外ショッピングモールの中型店へ初来訪。ポコポコとツモって久々に2諭吉オーバーの仕入れ。ラベルは7〜9月と最近のものが多かったので、これはまぐれ、というかご祝儀のようなものだろう。次回からは厳しくなると思う。結局その後の3軒で6枚だけ。昼食は安定の丸亀製麺。帰りも高速を使ったが、出口だけで10分かかった。それでも下道よりは早いだろう。

水曜日。
ヤフオク出品。アマゾンにカタログが無い商品、ヤフオクでまとめて売った方が楽そうな商品、アマゾンで売ると後々面倒なことになりそうな商品を出品。休憩が多いので、9点出品するのに約2時間。まあこんなもんだろう。

昼食はフードコートでカツカレーを食べた。オムライスがメインの店なのにカレーやハヤシライスがある。それくらいならまだいいが、サバの塩焼き定食とかまであると、さすがに「この店期待できそうにない」となる。まあフードコートで期待することもないが。マケプレでも個人の出品者で、本もCDもゲームも雑貨も家電も、となると「あんまりわかってないんだろうな」と思う。でも出品者があんまりわかってないおかげで買う側が得することもある。

木曜日。電車で仕入れ5軒。
大雨だが連休が控えているのでやむなく仕入れに。この日も決して良くはなかったのだが、なんだか買えないことにも慣れてしまった。山本達彦倉橋ヨエコスウェード、クイーンなど珍しいものもいくつかあり。昼食は要町「しながわ」で煮干し系ラーメン。充分及第点だが、特にインパクトはなかった。

帰宅後、マケプレで買ったCDが届いていたので開けてみると、「可」だったのに未開封だった。もちろんサンプル盤ではない。コメントはテンプレートで、全部「可」か「良い」にしてそうな出品者はたまにいるが、さすがに未開封は初めて。ラッキーのような気もするが、何か罠があるような気もする。以前も未開封と見せかけてケースが割れていたことがあったので、開けてみたい衝動に駆られる。

夜はさすがに寒く、長袖のパジャマを引っ張り出した。

金曜日。電車で仕入れ4軒。
電車仕入れのときは、沢山歩くのでジョギングシューズを履いて行くが、前日の雨でまだ濡れていたので、バスケットシューズで出発。それがどうした文句があるか。この日も最近の平均的釣果。永井龍雲、ジッタリン・ジン、金子マリCONCERTO MOONハノイ・ロックスなど。輸入盤の大型BOXひとつ。これはデータが少ないが、もしかしたら化けるかもしれない。化けないかもしれない。

昼食は一風堂。特に美味いとも思わないのだが、+100円で餃子とライスが付くランチについ惹かれてしまう。炭水化物ばかりで栄養のバランスが悪い。野菜も摂らなければいけないので、紅生姜を多めに載せるという気の使いよう。

古い商品、インディーズ、輸入盤、特定販路での限定商品などちょっと毛色の変わったカタログには商品情報が少なかったり間違っていることが多い。特にCDで収録曲がわからないというのは致命的だと思うので、そういう場合は絶対に裏ジャケットや歌詞カードの写真を載せるようにしている。最近では輸入盤でレビューに「3枚組だと思ったら2枚組だったので返品した」というのがあった。調べてみると通常版が2枚組、限定版が3枚組らしい。もちろん商品レビューに書くことではないのだが、有益な情報だ。コメントに3枚組と書いて出品。書いているのは僕だけだ。

仕入れをしていて「うーん、これは初めて見るがイケるんじゃないかな」と思ってサーチしてみると、既に自分が出品していたということが最近よくある。他のせどらーは、自分の出品というものをどれくらい把握しているのだろうか。「これは3Kくらいで売れるんじゃないかな」と思ってサーチしてみると、自分が既に2Kで出品していた、というのならあきらめがつく。これが5Kで出品していて、長く売れていないようだとちょっと悩むことになる。自分の販売データというのは、ある意味で最も信頼できる。

kindleのコミックって紙と一緒に発売されるものだと思っていたが、結構差がある。「ザ・ファブル 3」とか「僕たちがやりました」とか早く読みたいんだが。