ブライトン、誘い文句、醍醐味

当初の目論みでは、シルバーウィークの5日間のうち、3日で出品を終わらせて、残りの2日で他のことをしようと思っていたのだが、まさかの5日かけても出品終わらずだった。全く集中できていない。売上はやや悪〜普通。ショッピングカートボックス獲得率はもちろん0%。

(先週の)土曜日。
郵便局でFBA、ヤフオクマケプレで買った中身違いCDの返送。マケプレでCDやDVDを買って、商品に問題があってクレームを入れると「返品は不要」という出品者も結構いる。その場合利用できるものは(つまり、出品する価値のあるものは)、喜んで利用させてもらう。こういうこと書くのってあまり良くないのだろうか。

近所の永福町系大勝軒の店でチャーシューメン。美味い。初めて車のボンネットを開けた。開け方がわからずにググッたのは言うまでもない。教習所で見たビデオでは、「なんとか液」みたいのを4つくらいチェックしていたような気がするが、バッテリーが黒い箱みたいなのに入っていて、開け方がわからない。次回までの課題としておこう。

日曜日。
いつも朝起きて最初にすることは、寝たままスマホYahoo!ニュースを見る。ブライトンってアメリカだと思っていた。

ブライトンに響いたジャパンコール 優勝候補の南アにロスタイム逆転勝利!

昼からBSで再放送があったので観る。知っている選手も一人もおらず、ニワカとすら呼べないが、それでもダイジェストだけより数倍楽しめたと思う。南アのペナルティキック選択とそれに対するブーイング、終了間際の選手交代や最後のスクラム選択まで、くどいほど伏線が張り巡らせてあり、ネームを起こしてマンガ雑誌に持ち込んでも大卒3年目くらいの編集者に「マンガやアニメだけじゃなくて、もう少し映画とかも観た方がいいね」とか言われそうな展開だった。最後の連続攻撃だって何度やってもゲインラインを切れず、あのまま負けていれば、「素直にペナルティキックを選択するべきだった」と言われただろう。本当に紙一重で正解のない選択だったと思う。もちろん夜中に生放送で見た人は、数倍の興奮と感動を得たことだろう。いわんや現地で見た人おいてをや。「情報が無い」という現代における最高の贅沢。


今夜はブライトンで大騒ぎがあるぜ

ちなみにラガー(あるいは柔道家、レスラー)の勲章であるギョーザ耳は英語ではカリフラワー耳という。ギョーザ耳を知らない人はググッてもいいけど、初めて見る人には結構衝撃かもしれないので、一応心の準備を。

木曜日。車で仕入れ3軒。
初めて行く郊外の中型店が2軒。「坊主ではなかった」くらいの釣果。3軒目の店員がすごく声が大きくて、ひたすら不快だった。五輪真弓白井貴子大橋純子、PINK、NSP、ルー・リードヴァン・モリソン、プロレスQ、ときめきメモリアルなど。帰りに初サービスエリアも経験し、昼食はそこで海鮮丼。ちょっと高い。仕入れ半分、ドライブ半分。半々ならまだいいが、3:7くらいになるとちょっときつい。

3時間も運転していないと思うが、ものすごく疲れた。帰宅後、肩こりに耐えられず2時間ほど仮眠。全く無縁だった肩こりも、少しずつ頻度が増えつつある。今のところまだ、マッサージに行くほどではない。というか、マッサージされると痛い。

金曜日。電車で仕入れ4軒。
1軒目で3諭吉オーバー、2軒目で2諭吉オーバーの仕入れ。高橋幸宏松任谷由実、フラットバッカー、V6、コニー・フランシスルパン三世、トレンディドラマのサントラなど。やや強引に仕入れたし、最後の4軒目は坊主だったが、機嫌の悪いはずもない。毎回こうならもう郊外なんか行かなくていいんだが。買えたら買えたで「ワンデーがあれば…」とも思うが、それは禁句。

うーん、厳しい。

昼食は小諸そばで鴨丼セット。帰ると国勢調査の封筒が届いていた。ネットで答えたはずなのだが。

比較的よく見かけるものの、大体いつもあまりコンディションが良くない、というCDがあったとする。帯が無かったり、ブックレットがスレていたり、裏ジャケットが日焼けしていたり。ごく稀にそれらの帯付き、ピッカピカの、ミント・コンディションを見つけると、未開封ほどではないが、やはりボッタくり適切な価格でご購入いただきたいと思う。人気のあるシンガー・バンドの現行版というか最新版だと、コレクター需要は確実にある。

「これ程のコンディションのものを自分で見つけるのは大変ですよ、待っていてもなかなか出てきませんよ、値はちょっと張りますがそれだけの価値はありますよ」ということを、上手く伝えたいのだが、簡潔でいやらしくない誘い文句が思い浮かばず、結局いつも普通のコメントにしてしまう。怪しくないように文章を拵えようとすると、結局怪しくなってしまう。でも本当に、一般の方が見つけようと思ったら、尋常じゃない時間がかかるはずなんだが。

久々に映画の再発ネタ。サム・ペキンパー監督、ダスティン・ホフマン主演の名作がブルーレイで再発。

当然旧作の相場は下がるわけだが、マスターの画質や翻訳によって、もしかして…ということもあるので、発売後のレビューもチェックしたい。

この映画がそうだという訳でもないのだが、普段「いいひと」役が多い俳優に悪役をやらせる映画というのは結構好きだ。「インソムニア」のロビン・ウィリアムスとか、「許されざる者」のジーン・ハックマンとか。思い起こせば、たけしが「その男、凶暴につき」を撮っている頃のオールナイト・ニッポンで「普段ヤクザ役をやっている人は刑事役に、刑事役をやっている人はヤクザ役に」みたいなことを言っていた。まあ、白竜とかはそのまんまなので全てがそうだというわけではないが、これはアウトレイジ・シリーズにも続いているだろう。三浦友和とか塩見三省とか。実際、刑事の人って見た目は…いや、なんでもないです。

アマゾンにカタログが無く、データが少なくて相場も判らず、適当な価格を付けてヤフオクに出しておいたCDが、競ってくれて3倍になった。久々に「ヤフオク黎明期はこういうのが沢山あったんだろうな」と思った。落札した人も「何年も探していた」と喜んでくれた。こういうのがこの商売の醍醐味だよな、と思う。