返品、買取、Happy

その昔、ファミ通を読んでいたら、鈴木みその「おとなのしくみ」に「アメリカではクソゲーの返品が出来る」というのがあった。つまりゲームを買って遊んでみて、つまらなかったら、「つまらない」という理由で返品できるというのだ。ファミ通のスタッフも驚いたし、鈴木みそも驚いたし、もちろん僕も驚いた。ソースも何もないし、どの程度の話なのか、今はどうなのかも定かではないが、ウォルマートの返品のゆるさなどは、昔からよく散見される。「買ったのが1年前でレシートがなくても大丈夫」とか「返品カウンターには毎日行列ができている」とか。

つまりそれがアメリカ文化であり、アマゾンの返品のゆるさもそれに倣っているのだ、という結論はさすがに安易過ぎるかもしれないが、FBAの「出品者を介さず返品できるシステム」というのは、こちらが返品する立場になると、実に「ストレスレス」であることがわかる。痛し痒しというところか。

日曜日。仕入れ10軒くらい。
未出品在庫は沢山あるが、月末ということで帳尻合わせ的に仕入れへ。バイクで近隣のブックオフを廻る。ついでに近くの古本市場やエーツーにも行った(どちらも当然のように坊主だった)。5軒目くらいで、ビーマーがプロパーCD棚卸作業中だった。カゴには50枚くらい入っている。いくらなんでもさすがに、郊外の中型店でそんなに買うものはないんじゃないだろうか…でもビギナーの買う量じゃないしなあ。僕の知らない何かがあるのかもしれない。最近どうも他の人のことを気にし過ぎなので、気にしないことにしよう。ラベルミスで美味しいのが1枚あった。他には泉谷しげる、トワエモワ、クールス、玉置浩二など。

久々にバイクで仕入れに行くと、やはり楽しい。相変わらず反対車線から前に出るスパトラ小僧とか、お客様第一主義のタクシーとか、#今日のプリウスとか、頭に来ることも沢山あるけれど。

月曜日〜木曜日。自宅作業。
ひたすら研磨と出品。2日で終わらせる予定だったが、4日かけても全然終わらなかった。暑いのか寒いのかよく判らず、体調を崩したというのもある。

先週書いた

古いゲームのサントラでモノレートにもオークファンにもほとんど出品・販売実績がないものがあった。ランキングはもちろん100万オーバー。価格は3,950円。安い値段ではない。BOOの買取価格は1,800円で、どう考えても見送りなのだが、なんとなく買うことにした。

というのが即売れした。即過ぎて、モノレートにはスポットされていない。

仕入れた時点ではオークファンで見られる過去の履歴は3年までだったが、現在は5年、10年も見ることが出来る。CDカテゴリで「オウバードフォース」で検索すると3年ではヒットしないが、5年だと3件ヒットする。あまり古いデータだと信頼度もやや落ちると思うが、もちろん無いよりはマシ。

アマゾンで本の買取がスタートした。まだ「せどグ」が機能していた(と書いても差し支えないだろう)頃に、エントリとして書いたが、CD/DVD買取が始まった直後は結構美味しかった。その反動か、一気にしょっぱくなってしまったが、モノによっては唐突に高かったりする。「非常に良い」と「良い」とで買取金額が大きく異なるが、今まで「非常に良い」以外になったことはない。返送とか面倒くさいので、厳しめに自己評価しているというのはあると思う。

調べてみると買取に出した点数は、一昨年が6点、去年が16点、今年がここまで8点となっている。直近では4月にこのCDを買取に出した。もちろんマケプレに普通に出品するより得だと判断したからだが、本当に得だったかどうかは神のみぞ知る。

金曜日。仕入れ4軒。
1軒目の大型店で2時間かかってしまった。サーチするものが沢山あったわけではなく、単に電波が悪かったため。2軒目が初めての店、4軒目が坊主。内容はタイガース、アンセムなど。質・量共に全然駄目だったのに、なぜかいつものように落ち込んではいない。おかしくなってしまったのだろうか。

これで店舗の新規開拓は一通り終わった。150ほどの店舗をエリアや路線で分けて、移動コストなどを考慮しつつ、最適ローテーションを決める。このロジックや計算式を考えるのがなかなか楽しい。多分それほど役には立っていない。

仕入れは全然出来ていないが、FBAは既に2箱送った。売上は大物が動いて少し戻ったかな。ヤフオク!がちょっと好調。相変わらず「定形外郵便で午前中指定でよろしく」みたいな人もいるが。

ずいぶん今更だが、ファレル・ウィリアムスの「Happy」が脳内リピートしている。シンプルすぎるくらいシンプルな曲だが、YOUTUBEの再生回数はなんと6億回。もちろん「踊ってみた」の後押しが大きいのだろう。コンテンツを作る人、参加する人、右から左に流す人。