整形外科、エルヴィス、白黒

在庫は順調に増えているが、それがもうひとつ売上に結びついていない。あるいは、売上が伸びてないからこそ在庫が増えているというべきか。アカウント乗っ取り騒動が僕くらいのマイナー弱小出品者にまで影響を及ぼしているのだろうか。

もうひとつ気になるのは、離れている(在庫を持っていない)ときは相場が上がり、近づいた(在庫を持った)ときは相場が下がるという現象が目立つ。「せどりドップラー効果」と名付けよう。

月曜日。
腰と太ももの痛みがなかなか癒えないので、歩いて2分の整形外科へ。レントゲンを撮って説明を受ける。「もうブックオフせどりをするのはあきらめた方がいいでしょう」と言われたらどうしようかと思ったが、幸い軽い炎症だろうということだった。体が固いのと姿勢が悪いのを指摘された。ストレッチの指導を受け、湿布と痛み止めをもらって帰宅。

火曜日。電車で仕入れ2軒。
先週の木曜日に大量に買った店でディスク3枚組なのに2枚しか入ってないCDがあった。月に1度くらいはこういうことがある。「自分で確認していないのか?」と問われれば、全くしていないわけではない。家から遠い店では念入りにチェックするが、比較的近い店の場合「最悪返品に来ればいいや」とおろそかになってしまい、実際このように返品に来ることになる。ちなみにモノはこれ。

初回版に付属する外付けのブックレット「なるほど大百科」が肝で、帯付き美品だと諭吉クラスになる。もちろん出品時には要コメント・写真。

前回から1週間も経たずに再訪した店の棚をチェックするのは時間の無駄の気もするが、せっかく来たのに全く見ないのもやはりもったいない気もする。大型店ということもあり、ざっくり見ることにした。するとゲームサントラで見慣れないCD-BOXが。前回見落としたのか、あるいはそもそもなかったのか、それすらもわからないが短考した末にゲット。

2軒目でも珍しいCD-BOXがあった。2軒廻った時点でまだ3時だったが、まずまず荷物も重いし未出品在庫も家に山積みだしということで、電車で座れるうちに帰ることにした。たまにはよかろう。8点で29Kの仕入れ。この日は6K分のブックオフのポイントを消化した。単価の高いものを買う時に使うことが多い。帰宅後、猛烈な睡魔。2度にわけて2時間ほど昼寝。

木曜日。電車で仕入れ2軒。
未出品在庫は相変わらず山積みだが、なんとなく仕入れには行きたい。というわけで遠目の2軒だけに絞ることにした。移動中に豪雨。1軒目でせどり始めて、ある棚の前で違和感が。アーティスト名の見出しが棚に全く刺さってない。と思ったら、上から下まで全部エルヴィス・プレスリーだった。

ざっと500枚くらいだろうか。8割くらいは輸入盤だと思う。本当に全部タイトルが違うのかわからないが、まあおそらく違うのだろう。このような珍しい放出に出会った場合はしばしばチャンスなのだが、いかんせんエルヴィスなんて一度もせどりしたことない。紙ジャケやリマスター、高音質CDなどもなさそうだ。この場でリサーチして高そうなタイトルがあったとしても、それを棚の中から探すのはかなり難しいはず。というわけであえなく退散。まだまだ勉強不足である。10点で22Kの仕入れ。

「You ain't nothin' but a hound dog」。「not nothin' but」 で三重否定になるのかな。「ain't」は例によって口語の強調表現なので、トータルでは肯定になる。ややこしいんじゃ。

金曜日。
これは面食らった人も多いのではないだろうか。FBAの送り状を印刷したらなぜか白黒になった。インク切れかと思ったが、そんな感じでもない。悩むこと数分。

FBA パートナーキャリアサービス 配送ラベルが白黒プリント対応に

こういう情報こそ何日か前にメールで教えてくれればいいのに。しかし、PDFの側からカラー・白黒の印刷設定が出来るとは知らなかった。PDFで資料を作成したり、パワーポイントでプレゼンしたりということとは縁のない人生を送ってきたもので。結局1度もインクを買わないまま、カラープリンタはお役御免となった。でも当然その方が楽でいい。

最近出品中に、カタログはあるはずなのに見つからないものがたまにある。つまりモノレートなどのAPI系にはヒットしても、アマゾン本体の検索でヒットしないものがある。今までも全くなかったわけではないが、最近は少し多い気がする。最近の売上の悪さもこれと関係しているのではないか。つまりこの状況が改善されれば売上もよくなるのではないか。だからあせる必要はないのではないか。そうであって欲しいのではないか。