安室奈美恵、規約変更、ぞっとしない

木曜日に3軒のブックオフを廻った時点では、まだ安室奈美恵アイテムは棚にゴロゴロしていた。まずまず高いものもあったので、一瞬「あれれ?これは全力で行くやつなのかな?」と思ったりもしたが、まあ行かなくて正解だっただろう。そもそもそんな体力もないし。今の時点でもかなり出品過多の感じはあるが、この週末でどうなるか。CDは難しくDVDとブルーレイはそれなりという印象だったが、僕がほんの少しだけ仕入れた中で1番利益が取れたのは、意外にも280円のこれだった。

(先週の)土曜日。バイクで仕入れ5軒。
さすがに寒いので長袖シャツで出発したが、それでも寒かった。郊外で初めての道を通ったが、「なんでこんな辺鄙なところでこんなに渋滞するんだ」とストレスが溜まった。人も車も多いのに、道は狭い。信号も多い。バスも走るし踏切もある。多少家賃が安くてもこんな所には住みたくないなあ。「バイクなんだから、すり抜けしてるくせに」と思われるかもしれないが、そんな道幅はない。それに僕は普段からすり抜けはあまりしません。帰りには雨にも降られた。釣果はまあ、最悪。

日曜日。
谷村新司のCDにアジア系と思われるカスタマーから「does it have obi?」の質問。そういえばこの人もアジアで人気なんだったな。やはり帯は大事なのか。

月曜日。バイクで仕入れ4軒。
途中まではかなり最悪の仕入れ内容で、家に帰ったら引退スピーチの草稿を書こうと思っていた。僕は仙人でも聖人でもないので、上手くいかないと当然機嫌が悪くなる。最後の店の最後に見た棚で500円DVDを20枚仕入れてちょっと機嫌が直ったが、あまり売れる自信は無い。セット物は1点で数えるので9点で24Kの仕入れ。

Mステの特番に岡崎体育が出たらしい。まあ1回目は面白いけれど特にリピートするものでもないし、映像ありきのところもあるので、CDの売上に繋がるのだろうか?

火曜日。バイクで仕入れ2軒。
ジムに行った後、夕方からの出発。2軒目の会計後になんとなく違和感があった。何度か仕入れたことのあるジェネシスSACDだったのだが、サーチして見たジャケットと現物のジャケットが違うような…。店を出た後ベンチに座って確認。どうやら品番を間違えてサーチしてしまったらしい。


慌てて店内に戻り、返品してもらう。図らずもクレカのショッピング枠を現金化してしまった。10点で12Kの仕入れ。移動含めて3時間くらいならばそれほど悪くない。

水曜日。
この日も仕入れに行くつもりで起きたのだが、さすがに考え直して内勤にした。よく考えたら今週まだ1個もFBAの荷物を送ってない。

以前から懇意にして頂いている同業の方から新品の規約変更について情報をもらった。ありがとうございます。

「新品」として出品禁止の商品
以下のいずれかに該当する商品は、新品としてAmazonに出品できません。

・個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品
・メーカーが提供する保証がある場合、保証期間その他の条件において、メーカーの正規販売店と同等のメーカー保証を購入者が受けられない商品
Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品

調べてみると「新品」で出品していたものは15点ほどあった。アマゾンではないネットショップから新品として購入したものもある。これは規約だと問題ないのだろうか。当面このままでも特にお咎めはないのだろうとは思うが、なんとなくスッキリしない。いくつかのものは値下げし、いくつかのものは返送をかけて「ほぼ新品」として再出品することにした。個人的にはあまり影響を感じないかな。

ペイメントのトランザクションの表記も変わっていた(「商品税」ってなんだ…)。そして安室奈美恵引退のニュース。さすがに新品在庫も潤沢にあるだろうし、実際の引退は1年後らしいので、大きな影響はない…とは限らないのがこの世界。

木曜日。電車で仕入れ3軒。
とりあえず安室コーナーをチェック。CDは駄目そう。DVD・ブルーレイは美味しそうな数字が並んでいるが、どうも信用できない。それになんというか、まとめて購入するとレジでプレッシャーを感じてしまいそうだ。とりあえず安全そうな処を控えめに仕入れ。せどらーもいたが、一般客と思われる女性なども買っていた。全体では24点で44Kの仕入れ。

9時過ぎに帰宅して、とりあえず安室だけ出品。早く売ってしまいたいので、6年ぶりくらいに自己発送にした。トイレから戻ったらもう1点売れていた。その後も最安値を維持しているとその日のうちにさらに2点売れた。

金曜日。
自己発送の梱包。厚さがあるのでクリックポストにした。久々なので勝手がわからない。メールは送るんだっけ?中身を入れ間違えないように何度も確認。やはりFBAが楽だな。

ポストに投函し、病院に行って健康診断の結果を受け取る。ちょっと飲み過ぎらしい。自分では「これくらいまでなら大丈夫」「これくらいだと飲み過ぎ」というのはわかっているつもりなのだが、わかっているのと自制がきくのとは、また別の問題である。アルコールに飲まれてしまった人間が、周囲にどれだけ迷惑をかけるかとか、どれだけ悲惨な晩年を過ごすかというのは多少はわかっているが、わかっているのと自制がきくのとは別の問題、にしてはいけません。

本屋をつくる人たち 「厳しい経営を承知で」のなぜ

市民が書店を誘致 北海道留萌市のケース
(前略)留萌市の人口はこの6月末時点で約2万2000人に過ぎないが、この書店のポイントカード登録者数は1万5000人を超える。毎月約1000万円を売り上げ、5年連続の黒字だという。

すごいなあ。人口約2万2000人というのはうちの田舎と同じくらいだ。僕が子供の頃5、6軒あった町の本屋は、もちろんもう1軒も残っていない。

「さわり」の正しい意味を知っていますか?
「さわり」は知っていた。「曲のさわり」というと「曲のサビ」のことである。だからサビから始まる曲のさわりは、結局最初の部分になる。でも「存亡の機」は「危機」だと思っていたし、「ぞっとしない」は「恐ろしくない」でも「面白くない」でもなく、「恐ろしい」の意味だと思って、このブログでも何度か使ったことがある。

やはりものを知らないのに、難しい言葉を無理して使おうとするとボロが出るなというこの事実を嚆矢の奇貨として人口に膾炙すべく隗より始める所存です。