怒り、歌詞カード、フォーク

今週は書くことがないので更新はありません。にしようと思ったのだが、そうすると必然的に返す刀で「じゃあ、いつもはもっと内容があるとでもいうのかよ」と自問することになる。さらに次回の更新時に余計なプレッシャーを感じることになる。

このブログを継続する最大の動機づけは「継続」それ自体になりつつある。要するに「せっかく5年くらいやっているのだから、もうしばらく続けようか」ということだ。もう少し質・量ともに気にせず、さらさらと書けるようになりたい。

(先週の)土曜日。バイクで仕入れ5軒。

高いなあ。「ぬかよろこびしたせどらーが歯ぎしりしている姿を想像してほくそ笑むブックオフ店員の姿」が目に浮かぶ。ラベルを見てブックオフ店員のココロが読めるくらいになればせどらーとして重症一人前である。

1軒目のレジでは店員の手際が信じられないくらい悪かった。帯を違うケースにしまったり、同じ商品を2回スキャンしたり。名札の丸いシールは2つ付いていたが、「お前は無印からやり直せ!」と剥がしてやりたくなった。最近怒りやすくなった気がする。食券機の前で考え込んだり、スイカの残高不足で自動改札を塞ぐ人間を見るとかなり頭にくる。もちろん怒りを口に出すことはないのだが。昔はこんなことでは腹が立たなかった気がするなあ。

日曜日。
夕食時テレビを点けたらWBCをやっていたので食べながら見ようと思ったが、いつまで待っても始まらない。競技を問わず日本代表モノってどうしても余分なストーリーが長くなる。

月曜日。電車で仕入れ4軒。
特筆することはなし。20点で35Kの仕入れ。

木曜日。
渡瀬恒彦の訃報。「戦国自衛隊」とか「セーラー服と機関銃」とか角川のイメージが強い。

弾薬とか燃料とか細かいことはいいんだよ。この歌はずっと甲斐よしひろだと思っていたが、松村とおるという人だった、

出品中に歌詞カードがないCDがあってへこむ。思えば、サンプル盤だとかディスク違いだとかに勝るとも劣らないくらい被害を浴びてきたのが「歌詞カードなし」だ。サントラやライブ盤などは最初から歌詞カードがないことも多く、気づきにくい。「可」で出品出来なくもないのだが、ボーダーあたりで仕入れてきたCDの場合ほぼタダ働き、下手すると赤字である。

FBA用紙の摘要欄に「こわれもの」と間違えて「おくりもの」と書いてしまった。これではAIに仕事を奪われても仕方ない。

金曜日。バイクで仕入れ5軒。

これは迷ったが、ブックレットの状態が悪すぎた。

3軒目が坊主でへこんだが、4軒目で某フォーク・グループの放出があって大量確保。上手くいくときはせどりというのは非常に簡単だ、上手くいくときはね。僕は基本的にポップスの人間なので、フォークという音楽にそれほどコミットはしていないのだが、せどりを始めてからまだまだ一部に(おそらく僕よりもちょっと年上の層に)根強い人気があることを再確認した次第である。今の時代、フォークがメインのシンガーやデュオでも、人前に出るときは基本的にバンドだ。純粋に(ほぼ)フォークだけではやはり難しいのだろうか。他には7,950円の邦画DVDなど20点で44Kの仕入れ。

ここにきて、「FBA在庫保管手数料の変更」特に「各ASINごとに在庫1点の課金を免除するルールの廃止」というのがジワジワと効いてきている。以前ならばとりあえずFBAに放り込んでおいたものが「ストック棚」に収まり切らなくなってきている。実際の売上にはそれほど影響はないと思うが、商品管理と保管場所に悩まされる。

しかし今週は売上悪いな。頭痛と腰痛が続いている。