順路、訂正、帰省

お昼に出かけるので早めの投稿。

一筆書きの問題に「ケーニヒスベルクの橋」というのがあるが、18世紀のプロイセンの人々と同じくらいせどらーを悩ませているのが、ブックオフをどういう順路で廻るかという問題である。まあ、別に一筆書きである必要はないわけだが。

まず昼食をどこで食べるかというのがある。目当てのラーメン屋があって並ぶのは嫌だけれど、中休みがある場合などは非常に限られた時間になる。電車移動の場合は乗換えや混雑、積載の問題がある。大型店に先に行くと後々の調整がし易いが、そうすると重い荷物を持って移動する時間が長くなる。5時以降はあまり都心の店に行きたくないとか、帰りの電車は座りたいだとかの制約があるとさらにややこしくなる。もちろん、迷う程お店がある分、贅沢な悩みともいえる。

(先週の)土曜日。
ブックオフオンラインがDVDの買取金額20%UPということで、送り込む。中には自分で売った方が高くなりそうなものもあるが、簡便性と即金性は大きな魅力だ。

月曜日。
ポストに電気使用料のお知らせ。うーん、エアコン使い過ぎか。ネット仕入れに偏り過ぎると当然それによる弊害もあるので、これは単なる雑談ともいえない。

水曜日。電車で仕入れ4軒。
1番遠い店に最初に行って、徐々に近づいてくるパターン。ところで、前々回の更新でこんなことを書いた。

スコーピオンズ仕入れたら中身がホワイトスネイクだったのでレジでキャンセル。

1軒目でまた同じCD(の箱)を見かけたのだが、ブックオフのラベルはクイーンズライクになっていた。調べてみると、これはフランスのメタルレーベルが出している「AXE KILLER WARRIOR'S SET」というニコイチのシリーズで、違うバンドであっても外箱が全て共通で、品番も書いてない仕様であることがわかった。

というわけでホワイトスネイクで正しかったのだ。ブックオフではなく僕の方が間違っていたのでここで訂正します。またひとつ賢くなって、また一歩野望に近づいた。そういえば最近は輸入盤でもきっちりとラベルを出している割合が増えた。

最後は飯田橋だったのだが帰りも上手く座れた。邦楽DVDの定番ジュエルケース(CDサイズのケース)ものなど18点で37Kの仕入れ。全体としては、よく言えば手堅い、悪く言えばマンネリな内容。ジュエルケースのDVDというのはある程度古いものに限られるので、音楽DVDの場合ひとつのヒントになる。映画DVDの場合はほぼ再発があるのであまりヒントにはならない。替えケースがちょっと高い。

木曜日。バイクで仕入れ4軒。
ローテーションの谷間というか、下位打線というか、郊外中型店で全く期待していなかったのだが、想像以上に悪かった。4軒のうち、2軒で坊主。ヤケになって寄ったラーメン屋ももうひとつだった。浅川マキ、ギルバート・オサリバングロリア・エステファンなど初めてのものが幾つかあったのが救いか。

今年のお盆はいつもより長く帰省する予定。あくまでも帰省であって、夏休みではない。未出品在庫を実家に100点ほど郵送して、出品・ケース替え・OPP詰めといった作業をやってみようと思う。これも場所を取らないCDならではだろう。もちろんネット仕入れも行う。できれば発送もやってしまいたいが、FBA無料というのはどこの郵便局から出しても無料なのだろうか。

というわけで来週・再来週の更新はありません。みなさん良い夏休みを。