無明盤背取り

先週よりは少しだけやる気はある。週末はバカンス、なのに売上はデカダンス。月末の集計から目を背けたい自分がいる。キャンディマニアは523面。

★★★

月曜日。仕入れ6軒。
普段の2軒分くらいの内容。さすがにへこむ。昼食は馬場武蔵。昼前だったので並ばずに座れた。武蔵にしては好みのタイプだったが、いかんせん座席が狭すぎて、食べた気がしなかった。左利きの人はもっとつらいと思う。

火曜日。
せどりを始めて苦節7年。在庫が初めて大台を超えたので記念キャプチャ。

なんですか?1000は大台じゃないとでも?

在庫は多い方が良いという人もいれば、少ない方が良いという人もいる。僕にはわかりません。どっちでもいいんじゃないでしょうか。

水曜日。
2時間ほど寝て5時起床。テレビで日本戦観戦の後、再度ベッドへ。12時再起床。再生不能で返品されたCDのチェック。もちろん音飛びなどない…と思ったら、しっかり音飛びした、ごめんなさい。深い線のキズではなく、ゴチャっと・モヤッとした面のキズ。

ふとしたきっかけで未読のCDせどりブログを発見。メインの手法は電脳せどりなのだが、高額プレミアものに特化したところがなかなかユニークだ。簡単にいえば「高単価・低〜中利益率型」になるだろうか。幾つかのプレミア商品に対して詳しいレビューがあり、自身もかなり音楽に詳しそう。

夜、売上の悪さに音を上げて、在庫1000点のうち300点ほど価格改定。

木曜日。仕入れ5軒。
最近の仕入れの悪さに参っていたので、アクセス不便を理由にしばらく行っていなかった小・中型店へ。それが奏功して久々に満足な仕入れ。途中ひどい夕立に降られたり、中学生の体験学習みたいなのが通路を塞いでいたりしていたが、満足して帰路に着く。両肩の重みが心地よい。

金曜日。
月末ということで珍しく集中して出品作業。ヤフオク2通と一緒に郵便局で発送。隣の窓口では「スリランカにチョコレートは送れません」と揉めていた。またひとつ勉強になった。

★★★

鈴木雅之、大滝詠一への想いを込めたカヴァーアルバム第2弾のリリースが決定
鈴木雅之はブラック寄り、大滝詠一はポップス寄りと杓子定規に考えてしまうとやや意外な組み合わせだが、このあたりの区分はあって無いようなものだろう。今回は「幸せな結末」のカバー。「幸せな結末」はもちろん「はっぴいえんど」の和訳。

X JAPANの25周年ベストが初登場2位、3・9万枚売上 16年ぶりトップ3入り
むしろ1位獲れないのか、Hey!Say!JUMPに負けちゃうのかというのが驚き。個人的には全く興味ないバンドだが、hideだけは別。

吉田拓郎、6枚組CD-BOXが発売
このブログでも何度か取り上げている、「今はまだ人生を語らず」も含まれているが、「ペニーレインでバーボン」は当然収録されず。というわけで「今はまだ人生を語らず-1」となっている。

「Takuro Yoshida Premium 1971-1975」

わずか5年でリニューアルされた旧版。

ボン・ジョヴィが『New Jersey』スーパー・デラックス・エディションのトレーラー映像を公開
とにかく女の子のファンが多かった記憶がある。

★★★

最近売れたもの

¥855→¥2,900

全く知らないアーティスト。紙ジャケや2枚組やボックスなどを除く、いわゆる普通の1枚ものCDで、知らないアーティストを全て手に取ってサーチしていてはキリがない。そこで脳内取捨選択作業が必要となる。要素としてはタイトル・アーティスト・レコード会社・発売年・ジャケットなどなどあるはずだが、言葉で説明するのはめんどくさい困難だ。本当にすいませんでした。

★★★

ふと考えてみれば、「時代小説」というものを読んだことがない。強いて言えば浅田次郎の「壬生義士伝」だが、これは時代小説なのだろうか?「歴史小説」というジャンルもあるらしい。三国志にも戦国時代にも幕末にも興味がない。興味がないから知識がないのか、知識がないから興味がないのか。というわけで最近読んだ本。

僕は普段からリモコンや定規をチョキの握りで掴むほどの「シグルイ」ファンなので、当然読んでおかなければならない。漫画の「シグルイ」は全15巻の中・長編作品だが、原作は短編連作の中のひとつ、40ページにも満たない1編だ。当然多くのキャラやエピソードは作者(漫画家)の創作になる。そういえば、手塚治虫ブッダ」のあとがきを読んだ時にメインキャラのほとんどが創作と知って、なんとも騙されたような不思議な気分になった。

内容は当然チャンバラなのだが、意外だったのはコンゲーム的というか、カイジ的というか、「こういう理由があったから勝った・負けた」ということが伏線として真面目に書かれていること。大衆はリアリズムなんて求めていないのだ。

シグルイ」の前にも既にコミカライズされている。

★★★

これを見ると5月中旬にランキングがぐんと上がっているが、出品者数は変わっていない。同一出品者、あるいは同一区分の出品者ということだろうか。

ランキングの本を買おうと思ったが、レビューを読んでちょっと躊躇。

★★★

皆さんも(多分)ご経験の通り、仕入れの好不調の波というのは必ずあり、避けられない。「座して待つ」というのもありだとは思うのだが、どうも性格的に難しい。あれこれブレて結局「自分たちのせどりが出来ませんでした」ということになる。

ゆっくり時間をかけて、せどりから離れることも考えてみたりするが、それで好不調の悩みから解放されるとは限らない。むしろ今度は不調しか来ないかもしれない。当然、別種の悩みが起こることも考えられる。

隣の芝生が青いのは、隣の家主が一生懸命手入れしているから。なんでもメンタルのせいにするのは良くない。