もう一度何もかも振り払え

昔、新刊書店に勤めていた頃に、
「短期間で2回リニューアルする雑誌は、もう長くない」
という格言のようなものがあって、それは見事にズバズバ当たった。
まあ考えてみれば、売れないからリニューアルするわけだから、
当然と言えば当然の気もする。
そうならないように頑張ろう。

★★★

すっかり涼しくなりましたね。
僕は四季の中では一応夏が1番好きなので、
少し寂しい気もするけど、まあ汗だくから解放されるのは助かる。

せどりの方はちょっと仕入れが厳しくなってきた感じ。
明らかに1店舗で買える量が徐々に減ってきている。
昨日などは5店廻って1万円ちょっとしか買えなかった。
といっても、せどらーが増えているとも思えないので、
ブックオフの価格のアップデートと、
マケプレにおける特定の大規模業者さんの価格設定が
厳しくなったせいだと考えている。

というわけで、仕入れ範囲をちょっと広めてみることにした。
前の日記にも少し書いたけど、佐倉、越谷に初仕入れに行ってみた。
柏にも先日行った。
結果はさすがに甘くないというか、どこも正直パッとしない。
もうしばらく様子を見て、判断したい。

今よりもっと稼ぐ方法のひとつに、「販売数を増やす」というのがあり、
そのために今回は「仕入れ店舗を増やす」という方法を選んだことになる。
他には仕入れルートを増やす、取扱ジャンルを増やすなどがあるだろう。

これでも駄目だったらどうするかということも、
ぼんやりと考えておかなければいけない。
ジャズやクラシックまで手を広げるか、泊まり込みの遠征を敢行するか、
今更雑誌やコミックに手を伸ばすか…どれも容易くないことは間違いない。

いずれにせよ、「これは嫌だ、あれは興味ない、あそこには行きたくない」
などとわがままを言ってられなくなったようです。

★★★

日本人コレクター、お宝レコード求めて米国へ 希少化で競争が激化

しかしまあ、何枚くらい買って来るんだろう?
片道1時間の仕入れが「遠い」と思ってる奴もいるというのに…。

「日本人バイヤーには希少で高額なレコードを求めている人もいれば、
米国で3ドルで仕入れて日本で20ドルで売れるようなレコードを
探している人もいる。」
この辺が面白い。
他にも「日本の売上高は世界一、円高、米国の約3倍の値段で売れる」など
興味深いキーワードが沢山。eBayなどで仕入れている人もいるのだろうか。

★★★

再発情報

過去の5タイトルを含むBOX、せどらー的にはかなりのビッグタイトル。
ヤフオクではぼちぼち放出されている。

普通、再発をチェックする場合は、タイトルで検索するけれど、
例えば、DATE Love & Sex '88 とか Peach Show '89 
で検索してもこのBOXはヒットしない。
こういうのはちょっと厄介だ。
僕は今週知ったけれど、発表されたのは今月の初めくらい。
一応プロとしては、もう少し早く情報をゲットしたい。