ヌードせどり

例えば税務署に提出するちょっとした書類を書くときに「○○届 書き方」で検索すると、却って混乱することがある。主に税理士、個人事業主、会計ソフトのサイトがヒットするので、普通に考えれば税理士のサイトが最も信頼度が高そうな気がするのだが、「えー、おかしくない?」と思うことも多い。些細なことだが年号ひとつとっても特に指定していないサイトもあれば、「西暦で書きましょう」と断言しているサイトもある。これはむしろ「肝心なことが伝われば細かい点はさほど重要じゃない」という一種の集合知である。世間一般では「常識」というのかもしれない。というわけで最近はこの手の書類は自分の判断で(ある程度)自由に書くことにしている。

 

しかしまあ、せっかくマイナンバーカードを作っても、写真を撮ってプリントアウトしてハサミでチョキチョキして台紙にのり付けしているとアホらしくなる。このICチップは何のためにあるのか、と。もちろんマイナポイントはしっかりもらったけど。
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水曜日。電車で仕入れ4軒。
朝5時に寝たにもかかわらず奇跡的に9時半に起きた、というより奇跡的に二度寝しないで済んだ。3軒目で柳ジョージの紙ジャケを6枚まとめてゲット。4軒目を出た時点でまだ5時半だったが、疲れ果ててとても5軒目は目指せず。32点で62Kの仕入れ。

 

木曜日。電車で仕入れ4軒。
9時起床。色々と所用をこなして正午出発。最後の4軒目は駅から15分ほど歩くので、コインロッカーにリュックを入れて出発…したら雨が降ってきた。折りたたみ傘はもちろんリュックの中だ。そんなのってないぜ、と叫びたくなったが本降りにはならず安堵。22点で46Kの仕入れ。

 

土曜日。
前日久々に酒を抜いたと思ったら、朝5時まで眠れず起床は11時。結局またこの起床サイクルになるのか。睡眠導入剤も検討してみようかしら。でもそしたら酒が飲めなくなるなあ。
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最近売れたもの

2,310→5,900
イントロのサックスから一気に引き込まれるキラーチューン。ブルース・ヒバードはAOR畑のコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(CCM)の人。つまりキリスト教の布教のための音楽だ。この曲の歌詞もそのような敬虔な内容なのだと推察されるが、珍しく検索しても歌詞が見つからなかった。

 

Pilialoha

Pilialoha

Amazon

693→3,900
たまにはハワイアンなども。といってもこの人と高木ブーくらいしか知らないのだが。曲だけ聴くとあまりハワイアンな感じはしないし、何を歌っているのか全く分からないが、確かに心地よい。

 

4,620→8,900
1年くらい前からポツポツと仕入れるようになり、それも最近落ち着いてきたガールズバンドGacharic Spin。ジャケットは常にポップでカラフルだが、ハードよりのパンクな感じなのかな。SILENT SIRENは活動休止したがこのジャンルも争いが激しそう。BAND-MAIDの背中を追って…とか書いたら炎上しそう。


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『Electric Ladyland』ヌードジャケ版は何度かせどりしたことある(ジャケ写はB009YC8O5Iなど)。ジミヘン自身が不快感を表して差し替えになったというのが通説ではあるが、記事の最後ではそれに疑義を唱えている。ヌードジャケで思い浮かぶのはジョンとヨーコの『Two Virgins』(B000JVS48U)やスコーピオンズの『Virgin Killer』(B00674M7KO)など。どちらもせどりしたことあるが、後者は海外に売れたりしたら特にヤバそうなのでもう仕入れないと思う。あと子供の頃レコード屋サザンオールスターズの『ボディ・スペシャルII』(B0009I6PFW)を見てびっくりした記憶がある。


amazonYouTubeアルゴリズムレコメンドに対するアンチテーゼとしてのブックオフのカオスな棚、というのはよくある切り口だと思うが、そのせいで商品検索や問い合わせで仕事効率が削られている気がしないでもない。ちなみに東洋経済オンラインでは「ブックオフで生きてきた」という対談企画がシリーズ化されているようだ。第1回はこちら

 

ブックオフ」再評価の必然の裏側では郊外型大型店の閉店。もうこの駅で降りることもないだろうな。

 

先週書いた通り。情報源は個人ブログのみだったのであまり自信はなかったのだが、誤情報じゃなくてよかった。この記事自体はあまり中古には関係ないが、コレクター精神に支えられている商売なので、まあよいニュースなのかな。
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もしも「青春ってすごく密」なのだとしたら、「すごく密でないならば青春ではない」ということになる(対偶)。ここで口角泡飛ばして「そんなことはない。密でない青春、孤独な青春もあるだろう」と反論するのではなく、「そう言われれば、まあそうかもな」となるのが密でない青春(あるいは非青春)を過ごした者としての自然な反応だ。どちらかというと高校野球の監督が「青春」なんて言葉を口にしたことが驚きだった。それは多分、僕にとって高校野球の監督というのは、池田高校の蔦監督(古いなあ)のような白髪のおじいちゃんがやるものというイメージしかなかったからだろう。もう僕より若いひとの方がずっと多いはずなんだよなあ。