捨てる、怖い、イシグロ

Amazon出品サービスから毎日のようにメールが届くし、セラーセントラル画面なども日々細かく変わっている。あいかわらず障害もある。また、モノレートの仕様変更などもある。そういえば、US版の中止は非常に痛い。誰か50,000円でお願いします。
アメリカ版モノレートの開発
で、せどりブログに求められるひとつの姿勢として、このような情報を収集して、要約したり表現を平易にしたり現実に当てはめて想定してみたり実際に試してみたり、という面があると思うが、このブログにはあまりそういうものはありません。その分、よりプラクティカルとかアクチュアルな要素はあるかもしれない。あるといいなと思う。

日曜日。
珍しくPC周り、机周りを掃除して「あとで必要になるかもしれないので一応とっておいた」色々なものを捨てる。断捨離(変換できなかった)やミニマリズムやときめきの魔法の本にどのようなことが書かれているのかは知らないが、明らかに不要なものを捨てるだけなので、それほど難しいことではない。

もう持ってない家電の取説や保証書、クレカの利用規約、一生かかっても使えきれないほどのイヤホンの替えピース、新品CDを買ったときに付いてきて、なんとなくとっておいたノベルティやポスターも捨てた。もう部屋にポスターを貼る年頃でもない。USBメモリなども使う機会が想像できないのだが、これは一応とっておく。ついでにネクタイも何本か捨てた。一応お気に入りはまだ残してあるが、実際使うことがあるかどうか。

月曜日。電車で仕入れ3軒。
18点で42Kの仕入れ。1軒目のレジではCDをレジ袋に入れる際に、ケースの大きさや向きを全く揃えず、ガタガタのまま入れていた。名札にはシールが1つ付いていたが、これはかなり初期の段階で教えられるべきことというか、そもそも教える以前のことではないだろうか。3軒目のレジでは、ごく普通のCDプラケースを開けるのに四苦八苦していた。今までに何度も書いたが、本当に自分でCDを買ったことがないのかもしれない。なにしろこういうのが「よくある質問」になる時代だ。

アルバイト募集のアナウンスで「未経験でも全然大丈夫」みたいなことを散々言っているのが余計逆なでする。某ブログのブックオフの店員について書かれた超長寿エントリが示す通り、ストレスを溜めている人は多いのだろう。

火曜日。
ジムから戻るとトム・ペティ逝去の報。Yahoo!ニュースに出てないなあ。

後ろにジョージとリンゴとジェフ・リン。これでトラヴェリング・ウィルベリーズもあと2人か。夜は売上の悪さに音を上げて大量の価格改定。

水曜日。バイクで仕入れ4軒。
長袖シャツの上にパーカーを着て行ったが、それでもまだ寒かった。

どう見ても日本のビジュアル系のCDなのだが、「ペアレンタル・アドバイザリー」のマークがある。こういうのも一種のファッションなのか?

釣果はかなり悪かった。珍しく稲川淳二の怪談CDなど仕入れる。夏のイメージがあるが、売上的には季節はあまり関係ないようだ。CDもDVDも沢山出ているが、個人的には全く興味がないジャンルのひとつ。だって怖くなかったらつまらないし、怖かったら嫌じゃないですか。同じ理由でホラー・スプラッタ・ゾンビ映画なども観ない。ミステリーは観る。絶叫マシーンや観覧車も怖いから乗らない(ディズニーランドくらいのは大丈夫)。

木曜日。
車の定期点検。タイヤが2本ひび割れしているとのこと。僕も職業柄ひび割れは気になる方なので、素直に交換する。帰りに給油。あー全部経費にしたい。そういえば「ナニワ金融道」でもタイヤ交換ビジネスの話があったな。

ノーベル文学賞カズオ・イシグロ作品はいくつか読んでいるので自分のことのようにうれしい(図々しい)。とはいうものの去年のディランや大江健三郎もそうだが、自分が理解している範囲外に文学的・批評的な価値があり、それが評価されているのだろう。でもまあ自然科学分野の賞と違って、何が書いてあるかは一応理解できる。

ニュースで普通にネタバレ(?)していて驚いた。それなりに古いし、何度も映像化されているので仕方ないのかもしれないが、あまり事前に情報は入れない方がよいと思う。頭カラッポの方が夢詰め込めるって元レイジーの人も歌ってるしね(2回目)。どこかのフォーラムで「石黒一雄が漢字表記じゃないのはおかしい」というコメントがあったが、そんなことしたらブックオフで日本文学コーナーに置かれるだろう。

新宿のラブホ街に書店オープン。ホストが「愛」の本を600冊紹介

読書を通じて得られる感情の幅みたいなものは、誰かが外から与えられるものではないんですよね。例えば、何か食べた時に、うまいかまずいかしか言えない大人になって欲しくない。

そうか。あまり読書しなかったからうまいかまずいかしか言えない大人になってしまったのかな。

近所のよく行くスーパーで不良在庫と思われるワインのバーゲンをやっていて、1本550円で売っている。特に美味しくはないのだが、不味くて飲めないということもない。なにしろ550円なので、毎日のようにガブガブ飲んでいる。

毎日ワイン1本というのは今の僕にとってちょっと飲み過ぎなので、早く在庫がなくなってくれないかなと思うのだが、いつも補充されており減る気配がない。他に誰も買ってないんじゃないのかと思う。本当にこれがプラクティカルでアクチュアルなブログなのだろうか。