スリラー、クロール、ひぐらし
ここでクイズです。レコードCDを問わず、世界で1番売れたアルバムは?ってもうタイトルに書いてありますね。もちろんマイケル・ジャクソンの「スリラー」です。その数、実に1億1000万枚。2位がピンク・フロイドの「The Dark Side of the Moon(狂気)」で5000万枚なのでダブルスコアの圧勝である。にも関わらずまだ売れ続けてているのが凄い。
では、そのアルバム「スリラー」のタイトルチューンである「スリラー」の作詞作曲者は?その圧倒的な売上やPVの影響力と比較すると、これは意外に知られていないと思う。「クインシー・ジョーンズ?」と答える人も多くいそうだが、彼はプロデューサー。正解はロッド・テンパートンという人です。
作曲家ロッド・テンパートンが死去、マイケル・ジャクソン「スリラー」など作曲
「スリラー」の印税だけでも恐ろしい金額になりそうだし、もちろん他の大物にも沢山楽曲提供している。グラミー賞も受賞している。にも関わらずウィキペディアにはこれといったプロフィールやエピソードがほとんど載っていない。地味なキャラの人だったのだろうか。
中学生の頃に「スリラー」と風見しんごの影響でブレイクダンスが流行って、廊下でムーンウォークをやったりしていた。10:10の足技とか。
(先週の)土曜日。バイクで仕入れ6軒。
土曜日なので都心には行きたくないのと、天気が良いことからバイクで近場を廻ることにした。こういう決め方から改めた方がよいのかもしれない。2軒目は僕の行動範囲の中では最もクレイジーな価格設定の店。背表紙を見てCDを抜き、値段を見ては棚に戻す「せどりキャッチ・アンド・リリース」を繰り返す。
帰りはグローブとタイツが欲しくなる寒さ。6軒廻った釣果もちょっと書きたくないくらいひどかった。今年のワーストかもしれない。最後の店で大物とまではいかない、「お、いい型」くらいのが釣れたのがせめてもの救い。
月曜日。電車で仕入れ3軒。
1時半出発。まずは池袋「瞠(みはる)」でラーメン。うーん、悪くはない。悪くはないのだが、激戦区池袋でわざわざ選ぶほどではないかなあ。1軒目ではまとめ買いセールをやっていたので、粘る。その後も割と面白そうなものが買えた。沢田聖子、倉橋ヨエコ、本田路津子、ラッツ&スター、佐藤公彦、ヒックスヴィル、Happiness、渡辺美里、原田知世、柳ジョージ、ノーナ・リーヴス、野狐禅、大場久美子、キャロル・キング、ボブ・ディラン、など26点で49Kの仕入れ。野狐禅を買えたのは数日前にYahoo!ニュースで取り上げられていたから(もう記事は残ってない)。
帰宅後、アンジェイ・ワイダのDVD-BOXが高騰していたので、どうしてかなと思ったら9日に亡くなっていた。もちろん僕はディスクせどらーの端くれとして「地下水道」も「灰とダイヤモンド」も、えーっとタイトルだけは知っている。
日本のポップスにも多大な影響を与えた模様。
木曜日。電車で仕入れ4軒。
行きの電車の中で平尾誠二の訃報。痩せてたもんなあ。
なにがどう「いいね」なのか。
1、2軒目で「CDまとめ買いセール」をやっていたが、さすがに買えるものが少なくなってきた。1軒目では首からバーコードリーダーを下げた棚卸業者の人がいたが、多分セール対象価格のみを狙っているのだろう。原田知世、グランドスラム、木村由姫、大島ミチル、ピチカート・ファイヴ、ノーナ・リーヴス、松任谷由実、田原俊彦、モッズ、八神純子、吉田拓郎、ブライアン・セッツァー、ジャニス・イアン、スタイル・カウンシル、P!NK、ゴジラ、戦隊もの、ポケモンなど27点で49Kの仕入れ。どちらかというと高価格ものやDVDがメイン。渋谷もジャンル別陳列になってしまった。あまり好きじゃない。
日付が変わって今年21回目の〆。前回にちょっと足りず、第13位の売上。
金曜日。
ゆっくり休みながらではあるが、クロールで2km(25mプールを40往復)くらい泳げるようになった。4月に通い始めた頃は500mがやっとだったので、僕にとっては大きな進歩だ。せどりを始めた頃と同じで、数字が伸びていくのは楽しい。なお体重
最近売れたもの
2,150→9,900
ひぐらしのドラマCDは沢山出ているが、高いのはこの「皆殺し編」と「祭囃し編」だろうか。この2つは前(中)後編に分かれているのでわかりやすい。昔、PC版のゲームをやったことがある。序盤はかなり面白かったのだが、全然終わらなくて、設定もグダグダになってきた感じだったので、途中で投げてしまった。というわけでミステリーADVゲームとしてはあまり評価していないが、作品全体としてはサブカル史的には一定の評価を与えられるべきだと思う。
訃報の多いエントリとなった。今回はそれほどでもないが、実際に利益に結びつくことも少なくないので、そういった意味では「人の死を商売にしている」のは確かにその通りだ。その辺りに関するセンチメントはさすがにもうない。だってせどりしか生きる術がないのだから、そのモチベーションを下げるような事実は、万難を排して見えないふりをしなければならない。もう少し余裕が出来たら、あるいは「社会貢献」のようなことも考えたりするのだろうか。いずれにせよ、まだまだ先の話だ。