いとしのエリー、コンビニ人間、CDセール

中学生の頃、サザンの「いとしのエリー」のイントロで、英語で何と歌っているのかわからなかったのだが、もちろん当時はネットもなく、知っている人も周囲にいなかったので、わからないままお蔵入りになっていた。最近とある理由で耳にすることが多いので、ふと思い出してググったところ、長年の疑問が無事解決した。あとは「誘い涙の日が落ちる」の意味についてだが、これは多分ググってもわからない。

(先週の)土曜日。電車で仕入れ4軒。
仕入れに行く前に家で色々やっていると、自作サーチが激重い。アマゾン全体の問題ならばセール参戦中のせどらーの阿鼻叫喚がツイッターに流れるはずだが、そうはなっていない。レンタルサーバの問題だろうか。大昔に使っていた無料レンタルサーバがまだ使えたので、そっちで代用。

本20%セールをやっているようだったが。2軒目ではなぜかCDも20%オフしてくれるという小さな幸せ。最後の電波が悪い4軒目で2諭吉オーバーとなり、なんとか格好は付いたか。杉真理ピカデリー・サーカスザバダックOLIVIA谷村新司ARBデレク&ザ・ドミノスデヴィッド・ボウイヴァン・モリソン、プリンス、マライア・キャリービートルズレディオヘッド、珍しくエイミー・ワインハウスなど24点で41Kの仕入れ。1軒輸入盤の値段が甘い店があって助かった。まあたまに酷い値段の時もあるが。

そういえばエイミー・ワインハウスドキュメンタリー映画を観たいと思っていたのだが、例によって見逃した。彼女も27クラブの一員になってしまった。

月曜日(敬老の日)。バイクで仕入れ5軒。
タンスから長いジーンズを引っ張り出して、また夏が終わった。この日は1年くらい行っていない中型店を久々に廻ってみることにした。かつて戦力外通告を受けた店舗を再テストするトライアウトのようなもの。当然ながら1年くらい行っていないのにはそれなりの理由があるからで、釣果は期待できない。雨の中頑張ったが、伊東ゆかり小室哲哉氷室京介ポール・マッカートニーなど8点で17Kの切ない仕入れ。残念ながら1軍で通用しそうな店舗はなかった。

最後の店で20%オフで「コンビニ人間」を買って帰宅。サラッと1時間ほどで読了。カフカ的・安部公房カリカチュアに満ちている気もするが、実は全く不思議の無いリアリズム小説としても読める。あるいは「こんな人間いるわけない。リアリティがない」という批判もあるのかもしれない。噂では半分ブックオフに住んでいるような伝説級のせどらーもいるらしいが、どちらがリアリティがあるだろうか。

著者自身も実際にいまだにコンビニでバイトしているそうだ。

木曜日(秋分の日)。電車で仕入れ4軒。
久々のCDセール。前日の夜にルートを色々考えていたが、雨ということで目的地は自動的に決まった。1軒目到着が2時という相変わらずの気合の入らなさ。20%オフということで、調子に乗っておかしなものまで買い過ぎないように注意しながら、いつもはボーダーで悩んでいるところを堅実に拾う。天野月子ピロウズ松田聖子ARB横道坊主ボ・ガンボス伊東ゆかり奥井亜紀永井龍雲ゆらゆら帝国、ゼペットストア、宇崎竜童、冨田ラボヒカシュー、ジョニー、ルイス&チャー、水越恵子、デッド・エンド、ジャッキー・チェンエルヴィス・コステロケルティック・ウーマン、プリンス、ジェフ・バックリィなど40点で59Kの仕入れ。

帰宅後、アマゾンで某大手の出品価格がおかしい。全てFBAなのでバンバン買う。なにかつまらないオチ、例えばFBAのラベルを貼り間違えているとか、がありそうで怖い。まともなら、今日仕入れに行った分以上の利益は出るはず。日付が変わって今年19回目の〆。第19位の売上…おかしいなあ。いや、出品していないのだからおかしなことはないか。

金曜日。電車で仕入れ5軒。
CDセール2日目。1軒目到着は2時30分。前日よりやや苦しい展開だが、微妙なものやダブリものに関しても「20%オフなんて次はいつになるかわからない」という大義名分のもとに買う。エレファントカシマシピロウズハンバート・ハンバート、パール、ヴァン・モリソンデレク&ザ・ドミノススティーヴィー・ワンダーなど32点で54Kの仕入

最近売れたもの

500→7,900
普通当たりを引いたときは強く印象に残って覚えているものだが、これは全く覚えていなかった。一応それなりの値付けをして出品したものの、半信半疑だったのだろう。改めて仕入れ値を見てビックリした。

セール2日間で同業者は全く見なかった。気楽にサーチ出来るのはありがたいが、なんとなく自分がものすごく時代遅れの、的外れのことをやっているような気がしないでもない。そんなもどかしさも程よくいいね。高見まこの「いとしのエリー」はもう少し評価されてもいいと思う。