BOO、セッション、連休

朝起きたら、ベン・E・キングの訃報。合掌。まあ「スタンド・バイ・ミー」しか知らないし、それもジョン・レノンのヴァージョンで聴くことの方がずっと多かったので、特に思い入れはない。映画もスティーブン・キングの原作は「THE BODY(死体)」という原題で、別にこの曲からインスピレーションを受けたという訳ではない。どちらもキングだけど。あと、ジョジョで初めてスタンドが出てきたとき、「スタンドはスタンド・バイ・ミーから」という説明が、判るような判らないようなだった。

先日、初めてブックオフオンラインに商品を売ってみた。CD3点とDVD2点。アマゾン買取より時間はかかるが、査定はそれなりに誠実だ。状態によってどれくらい価格が変わるのか、あるいはハネられるのか、わからない。もう少し試してみたいところ。

日曜日。仕入れ6軒。
ノルマには全然届かなかったが、郊外なので一応想定内。初物はスザンヌ・ヴェガなど。自分用にドアーズ。夕食後、ひどい腹痛。

クール・ジャパン

火曜日。仕入れ4軒。
まずは昼イチで日比谷スカラ座で「セッション」鑑賞。映画館前に女性の集団がいて、さらにその一部の人たちは揃いの上着を着ていた。なるほど、隣が宝塚劇場なのね。宝塚は中学の修学旅行で1度だけ観たことがある。もちろんCDやDVDをせどりしたこともある。1番売ったのはこれだが、ここ2年くらいは見ていない。

「セッション」自体も思ったより客が多くて驚いた。僕はエンドロールが始まるとすぐに席を立つ派なのだが、この日は通路そばの席が取れなかったので、最後まで残ることになってしまった。その後の仕入れは…無残。初物は宇宙戦隊NOIZ、pool bit boys、ポリスのギタリストのアンディ・サマーズなど。自分用に忌野清志郎のDANGER。これは背表紙に「忌野」や「RC」といった文字がないので、一般のファンで見逃してる人も多いと思う。

木曜日。仕入れ5軒。
やっぱり内容は悪い。初物は亜蘭知子ヴァン・モリソンなど。

金曜日。仕入れ5軒。
うーん、どうもパッとしない。初物はスウェードなど。CDの棚を減らし、代わりにトレーディングカードや携帯電話のショーケースなどを置く店が徐々に増えている。時代の趨勢としては当然だろう。昼食は吉祥寺「えん寺」。この辺もワンパターンだな。いつも麺の種類を選ぶのを忘れてしまう。そういえば少し前に「一蘭」というチェーン店に初めて入ったが、システム難しすぎ、怖すぎ。多分もう行かない。

家に帰ってレシートを見ると、全く身に覚えがない商品がある。タイトルで検索してみるとこれを1,250円で買ったらしい。

もちろんラベルの貼り間違いで、実際に買ったのは違う商品。それ自体は珍しくはないのだが、気づかないで買うことはかなり珍しい。あまり良くない徴候。

ワンデーがなくなっても直ぐに干上がるという訳でもない。ビールを発泡酒に替えるということもしない。多分、今よりちょっとだけ、仕事が「つまらなくなる」だけだと思う。でもその「ちょっと」が僕のような人間にとっては命取りになるような気もする。

今月の前半まで続いていた仕入れの好調は、ハッキリと停まってしまった。この連休で棚が少しは潤えばいいのだけれど、あまり期待は出来ない。連休はとりあえずやることがなくなるまで、つまり出品が片付くまでは自宅作業。後は流れで。