海を見ていた午後
ブックオフでせどりをしていて、よく耳にする会話、というか客からのリクエストに「在庫の検索は出来ないのか？」とか「他店の在庫は調べられないのか？」というのがある。別にリアルタイムで反映される必要もないし、部分的でもいいからやればいいのになと思う。まあ、現実にやってないのだから、出来ないのかやりたくないのかどちらかなのだろう。ゲオや古本市場がどうなのかは知らない。
他にも万引き対策からレジのオペレーションまで、「自分がブックオフの社員だったらこうするのに」という事項は打順を組めるくらいある。田尾楽天くらいのチームを作る自信はある。
★★★
日曜日。
時間指定のできない荷物に起こされて10時起床。時間指定が出来るだけで300円くらいの価値はあると思う。郊外に仕入れ４軒。内容は普通。
最近、土日祝日にも仕入れに行くようになったのは、郊外の場合、夕方・夜の電車が空いてるから。その代りブックオフでは家族連れやカップルが多く、「僕って何」状態に陥る危険あり。
月曜日。10時起床。ブックオフでバイトしている夢を見たが、泣きそうだった。トラックボールのチャタリングがまたひどくなってきた。これは避けられないのか。
火曜日。11時起床。
めずらしく納豆ごはんと焼鮭と味噌汁で朝（昼）食。この日は知人のお見舞いのため某病院へ。もちろん今までに何度かお見舞いに行ったことはある。比較的明るい雰囲気のものから、そうでないものまで。今回は比較的明るい雰囲気。
海の見える病院
休憩所のライブラリ
水曜日。９時半起床。
仕入れ４軒。駅や電車内でオバマ絡みのアナウンスもチラホラ。
１軒目で友人からお茶のお誘いあり。せどり中にメールをやり取りするのはとても煩わしい。その１軒目で意外なほど買えた。買えたはいいが、かさばる物も多く、１日これを担いで廻るのはちょっとしんどい。配送サービスがあるか訊いてみたら、１万円以上で無料とのこと。余裕でクリアしているのでお願いする。せどり７年目にして初の配送サービス利用となった。
移動して待ち合わせ場所へ。僕は昼食を食べたかったが友人は既に済ませたということなので、ファミレスへ。ちなみに、待ち合わせでもないのに、ひとりでファミレスに行くことはまずない。さらにスタバ・ドトール・その他のカフェや喫茶店もひとりで行くことはほとんどない。別にぼっちとか寂寥とかいうことではなく、音楽にも本にも集中できないし、休憩するよりも早く用事を済ませて家に帰りたいと思う。時間をつぶしたい時は本屋かCD屋に行く。ブックオフにはあまり行かない。
仕入れとしては、量は買えたが中身はちょっと薄かった。10枚組BOXなのに家で調べたら9枚しかないとか（それでも利益は出そうだが）。
木曜日。10時起床。
仕入れ４軒…の予定だったが時間と体力が尽きて３軒で切り上げ。情けない。吉祥寺の交番が移動して、喫煙所が無くなっていた。クタクタになって帰宅してもまだ休めないのが悲しき零細せどらー。パジャマに着替えて、コーヒーを煎れて、音楽をかけて黙々と仕事。
金曜日。今日も仕入れ４軒の予定だったが、３軒で切り上げ。どうも１店舗あたりの滞在時間が長すぎるようだ。買えているうちはまだいいが。
昼食はサラリーマン時代によく行った御徒町「かめや」で天玉せいろ420円。「せいろに玉子？」と思うかもしれないが、ここの玉子は温泉玉子なのです。ついでに言うと普段は空いている時間を狙って食事に行くが、ここは混んでいるときの方がゆでたてのそば、揚げたてのてんぷらにありつける確率が高い。すごく有用な情報なのでシェアしてみました。
３日連続で仕入れに行ったおかげで、今日からはひきこもって出品三昧。最近の売上は普通。
★★★
中森明菜がこの夏蘇る！情熱の夏ベスト、シングル28枚組豪華ボックス＆5枚組ミニ・アルバムボックス（初回生産限定）、初ブルーレイ化5作品を発売。
ちょっとお布施が厳しすぎるんじゃないのかと心配になる。これだけ再発が頻繁でも、それなりにせどれるものがまだあるのが凄い。企画盤だけで何枚出してるんだろ。
★★★
最近はレコファンやディスクユニオンなどのチェーン店には全く行かなくなった。少しは買えるものもあるのだろうが、やはりもうひとつ効率的ではない。また、せどりしにくい雰囲気ということもある。
どちらもマケプレ進出しているが、手数料や発送の手間を考えると、普通は店舗より高い価格設定にするはず。でもディスクユニオンはとにかく安い。もしかしたら店舗よりも安いのかもしれない。
「自分ら、これあまぞんで1,500円で売ってるやんか、ほら、見てみ。書いてあるやん。だから1,500円でええやろ」ということもあるのかもしれない。
★★★
一応、レアもの・プレミアもの狙いのせどりスタイルなので、いわゆる「俺様価格」に対してどう向き合うかというのは、かなり重要な問題だ。「俺様価格」にほいほい飛びつくのも駄目だが、チャンスを逃すのはもっと駄目。性格的に「俺様価格」を放っておけないというのもある。少ないデータから「実際の相場」というものを把握・想定するのはなかなか難しい。結局「迷ったら買っとけ」みたいなことになる。
★★★
今回の作品は、アンデルセンの『雪の女王（The Snow Queen）』に着想を得て制作された作品です。ストーリー自体は、アンデルセンのものとは全く異なりますが、それでも、アンデルセンの作品を知っている人にも、興味を持ってもらえばということで“雪の女王”の言葉は残しました
このニュースを読んでいたおかげで、500円DVDコーナーで自然に手に取った。
ちょっと足りない感じだったので結局買わなかったが、こういうのを自然に手に取るということが、初心者の頃は出来なかったと思う。つまり「アナと雪の女王」は現在絶賛上映中だから、せどれる関連商品がブックオフの、しかも廉価DVDコーナーにあるわけないという先入観だ。
せどりを「上手く」なるためには（もし、そうなりたいと望むならば）経験とセンスがあった方がよい。経験はともかくセンスとは何か？結局は記憶力と想像力だろうか。
★★★
少年ジャンプ32年分と少年マガジン32年分か。全部読んだら何日かかるんだろ。
最近はスリップを抜かない店も多い。しかし高いな。
