キスの味はレモンパイ

最近はたまに休肝日を設けているのだが、その分、
飲む日はいつもよりだいぶ多く飲んでしまうので、
はたして健康的なのかどうかわからない。

例えば毎日1杯ずつ飲むのと、1日おきに2杯ずつ飲むのは
どちらが体に悪いのか、昔、ネットの良心ことYahoo!知恵袋
訊いたこともあったのだが、案の定、知っている人は答えてくれず、
知らない人だけが答えてくれた。

★★★

ブックオフのプロパーCD・DVDはアマゾンの相場に合わせている」
とかなんとかというのは、昔からそこかしこで読むことはあったが、
僕としては、もうひとつピンと来ないものがあった。
それよりどう考えても安いものもあるからだ。
ブックオフ・オンラインの価格とは高い相関があると思うが、
完全にイコールというわけでもなさそう。
価格の改定・アップデートに関しては、結果的にアマゾンの相場に
近くなることがほとんどだと思う。

とりあえず他人の心配をしている余裕などない。

★★★

土曜日、珍しく仕入れ。
どこに行くか考えた末、東京郊外のワンデーが使えないフランチャイズ
小型ブックオフを中心に廻ることにする。
5軒廻って1万5千というせつない結果だが、まあ予想通り。
でも内容は良かった。
CDせどらーにとって基本中の基本であるDVD付き初回限定版で、
粗利諭吉クラスが残っていた。ラベルはなんと6月。
東京23区内のブックオフとは思えない。
あと初めて見る粗利一葉クラスのCD選書もあった。
おそらくせどらーなんて、まずいない店なんだろう。
小さなパイを独占するか、大きなパイを取り合いするかというのは、
せどらーにとって(あるいはあらゆるビジネスにとって)
永遠のテーマかもしれない。

木曜日、仕入れ。
頑張って5軒廻ったが、質・量共に悪かった。ここまで悪いのは久々。
がっくり疲れて帰宅。電車で座れたことだけがハッピーの一日。
昼食は「俺のフレンチ」…じゃなくて「俺の空」。

金曜日、仕入れ。
4軒廻ってなんとか格好がついた。
もし昨日みたいな日が3日くらい続いたら、かなりのストレスになるだろう。
そういう意味では、かなり脆弱な基盤の上に立っていると言える。
逆に、今月ここまでは売上はちょっと良くないが、
仕入れさえ良ければ売上は付いてくるので、あまりストレスにはならない。

★★★

宇多田ヒカル、『First Love』15周年盤リリース決定&映像作品6作品をiTunesで配信
そういえば、宇多田って1枚も扱ったことないな。
せどり的にはこの辺か?そもそもシングル見ないのでわからん。

L'Arc-en-CielライブDVD全18タイトル一斉Blu-ray化
この辺は結構価格差がある。単品の買い替えでもちょっときつそう。


考えてみたら、もうファンの中心層は購買力のある世代なんだな。

カーネーション30周年トリビュートに曽我部、靖幸、森高ら
こんなに長くやっていて、ヒット曲がないバンドも珍しい(超失礼)。

★★★

最近読んだ本。どちらも自伝。

社長に「辞めたいんですけど」と言ったら、
「せめて後任が決まるまで待ってくれ」と言われた。
まあ零細企業なので当然だ。で、1ヵ月程して後任がやって来た。
挨拶をして、色々教えて、休憩時間に世間話をする。
当然「辞めて何やるんですか?」ということになる。
アマゾンがなんたら、ブックオフでどうたら、という話をしているうちに、
彼がクレイジー・ケン・バンドの大ファンだということを言い出した。
毎年行われるカウントダウン・ライブにも必ず行っているということだった。
横山剣が元クールス(正確にはクールスRC)だったことも教えてもらった。

個人的には特に興味はないバンドだったので、
「こういう人がファンなんだ」というのがわかると、
少しだけリアルにヴィヴィッドに記憶に刻まれる。
まあ、せどり的にはDランクだけど。

どうせ「大市民日記」みたいに、偏見と頑迷さと老害っぷりが
満載なんだろうと思った読んで、実際98%くらいはその通りなのだが、
残り2%くらい「意外に素直なんだな」というところもあった。
バブルに踊っちゃったところなんかは、ちょっと憎めない。
少なくとも雁屋哲よりは好感が持てる。

続編が山ほど出ている、青春漫画の金字塔「翔んだカップル」。
バブル期の証券マンを描いた「妻をめとらば」、
ピカレスクの傑作「DINO」「青き炎」、まさかの復活作「特命係長只野仁」。
他にも色々読んでいるが、最高傑作はダントツで「SEWING」。
これはまあ、超思い出補正なので。

★★★

先々週に続いて、山下達郎のラジオ「サンデー・ソングブック」ネタ。
特集は発売したばかりの竹内まりやの提供曲コンピ。
セルフカバーと勘違いした人が大勢いて、アマゾンのレビューはイマイチ。

そういえば、サラリーマン時代の上司が竹内まりやのファンで、
「なんであんなロンゲ・コーラス妖怪と結婚したんだ」とよく愚痴っていた。

「駅」が中森明菜に提供された曲だとは知らなかった。
さらにその解釈に対して山下達郎が酷評していたことも。
思うところはあるが、長文になりそうなので自重。

この週の最大の収穫は「みつき」。女優の時は「高畑充希」という名前らしい。

こういう女性ボーカルは貴重だ。
せどり的にはこれくらいだろうか。

★★★

雑感色々。

昔、金はないけど暇だけはあった頃(今はどっちもない)、
図書館でいろんな本を読んでいて、ある日「作家の仕事場」という写真集を
読んだというか、見た。撮影は篠山紀信
まあ大体、本棚があって机があって原稿用紙があって
万年筆と灰皿があって…という感じだ。
「せどらーの仕事場」というのはせどらー以外に需要は
無さそうだが面白そうだ。
僕のような盤物せどらーと、本せどらーの机周りは結構違うと思うが、
両方やってる人はどうなんだろう。


僕がせどりを始めた頃、もしかしたらもっと前からだったのかもしれないが、
せどりブログでよく見たのは「パレートの法則(あるいは80:20の法則)」
という言葉だった。
これはもう、やたらよく見かけた。「1%の法則」なんてのもよくあった。
最近も鏡とか引き寄せとかというのはよく見る。
「法則好きブロガーの法則」というのはあると思う。

「ホビーせどり」というネーミングはいかがなものか。
多分「ホビーショップ」で仕入れるからだと思うが、
「おもちゃせどり」とか「トイせどり」でいいじゃないか。
これを違和感なしに使えるのが信じられない。

セブン銀行、ハイビスカス支店に振り込んだ。気分はトロピカル。
支店一覧

★★★

このままヘラヘラやってるだけだど「行き詰まる」。
かといって、あれこれ考えだすと「息詰まる」。
上手いこと言ってる場合じゃない。

せどり」という名の服を脱ぎ捨てるのが「脱せどり」だとして、
急に全部脱ぐと寒いから、腕まくりくらいはしてみよう。