せどりブロガーの憂鬱な金曜日

夏が終わる。
まあ9月だって十分暑いし、プールだってまだ行けるけれど、
やはり夏本番といえば8月までだ。学校も始まるし。
涼しくなるのはうれしいが、このままTシャツ・半ズボン生活を
ずっと続けたい気もする。

8月は仕入れはまずまずだったが、売上は悪かった。
個人的には1番辛いのは仕入れる物がない時だが、
仕入れが出来ているのに売上が悪い時も、もちろん穏やかではない。
アマゾンに財布のひもを握られている気分だ。

理由を考えてみると、まず価格改定をほとんどしていない。
また、単純に長打も減ってきた。
でも1番の原因は仕入れの質が少し落ちたように思う。
思い当たる節は、ある。

例えば「1,000円→3,000円」という仕入れ基準がある場合、
それはつまり「1,000円→2,500円」は見逃すということを意味する。
でも最近は何かと理由をつけて買うことが多くなった気がする。
「帯もあって状態もよさそう」とか「あまり見かけないから」とか
「前にこれくらいで売れたことがあるから」とか。
ひとつひとつは一応筋が通っているし、それが上手くいくこともあるのだが、
こういう微妙で不安定な仕入れの割合が少し多いのではないか…。

そして最近一番思い当たるのが
「やや薄利だけど他のせどらーに買われるくらいなら…」と考えてしまうのだ。
これは明らかに精神衛生上よろしくない。

そしてそこそこの枚数を買って、家に帰って帳簿をつけていくと
「今月はそこそこ買えているな」と安心してしまう。
あくまで「若干そういう傾向がみられる」という程度の話だけど、
傷が浅いうちに修正していきたい。

★★★

金曜日、仕入れから帰ってきて、商品の整理もそこそこに
まずやることはブログの準備だ。でも書くことなんかないんだよなあ。

このブログは
「専業せどらーがよしなしごとを徒然に書く日誌兼備忘録」なのだが、
「恥ずかしい・間違ってるかも・頭悪そう・パクリじゃん・
上から過ぎで叩かれそう・下から過ぎで媚びてるみたい・
稼いでいるみたいで嫌な感じ・稼げてないみたいで自分が惨めになる・
もっと自分をさらけ出せ・誰もお前になど興味はない」などの
自己検閲が徹底的に入るので、本当に苦労しているのです。

★★★

ゆうゆう窓口(土日もやってる郵便局)が近くにないので、
ヤフオク分のゆうメールを、切手を貼ってポストに入れる。
御存じの方も多いと思うが、ゆうメールの料金は全て
50円切手と80円切手の組み合わせで作ることが出来る。
180円、210円、290円、340円…知育クイズみたいですが。

2枚組のCDなどで、クロネコメール便「160円」ゆうメール「210円」で
提示していても、ゆうメールを選ぶ人は結構いる。
実は僕もその一人で、少額の差ならゆうメールや定形外での受け取りを
希望する。郵便局推しの、かぴぱら堂さんの影響かもしれない。
本当に影響を受けやすいのです。

また、自分の出品は100%FBAでありながら、
自分が買う分には自己発送で十分だったりする。
もちろん大事なもの・高額なものを除く。

★★★

6年前、ヤフオクを始める前は
「こんなことで儲かるわけがない」と思った。
4年前、会社を辞めて専業になるとき、社長は
「そんなこと上手くいくわけがない」と言った。

どちらも正しいし、同時にどちらも正しくない。
つまり一般論で言えばそれなりの正当性・妥当性はあるが、
僕個人に当てはめれば、少なくとも今のところ、
食える程度にはやっていけている。

手詰まりになったとき、このあたりがヒントになるのかなと思う。
一般論は、一般論以上や以下の意味を持たないということだ。

★★★

渋谷ブックオフに行った後は、隣のまんだらけに行く。
同じビルのレコファンや近くのディスクユニオンには最近行っていない。

世界にはいろいろユニークな古本屋があると思うが、
コスプレ店員がカラオケを歌っている店はここくらいではないか。
アルバイトの面接でも「誰のコスプレをしたいですか?」なんて
訊かれるんだろうか?うーん、困ったな、いや困ってないけど。

先日は「涼宮ハルヒの憂鬱」の劇中歌「God knows...」が熱唱されていた。
タイトルまで詳しく知っているのには、ちゃんとした理由があるのだが、
ちょっと恥ずかしくてここでは書けない。

★★★

同じ「つけめん300g」でも「つるっ」と入る店とちょっと苦労する店がある。
昨日の蒲田「銀四郎」はちょっと手ごわかった。美味しかったけど。