SIMO、受取拒絶、心が折れる

以前本を読んでいたら「多寡をくくる」という表現があった。さすがにこれは「高をくくる」の間違いじゃないのかと思ったが、同時に文藝春秋がそんなミスをするだろうかとも思った。ググッてはみたものの、この表記自体がほとんど見つからない。もちろん辞書には「高をくくる」と漢字があててあるわけだが、それが自動的に「多寡」が誤りであることを意味するわけではないと思う。個人ブログでは「『多寡をくくる』と書くのは間違いです」とはっきり断言しているものもあったが、もちろん根拠にはできない。というわけで結論は保留。

もし著名なブログなどで「多寡をくくる」という表現を使ったら、「間違えてるよ」というコメントが付くかもしれない。インターネット社会においては辞書的用法やウィキペディア的事実やグーグル的解決が力を持ち過ぎていると思う。せどりと関係がない話の上に、あまりまとまってなくてすみません。

日曜日。
羊など見に行く。

研磨機の株式会社SIMOTECHよりメールあり。「円が安く消費税もプラスされるため、弊社が日本に支社として営業が出来ませんでした」(原文ママ)。日本の営業所を畳んだということなのかな。消耗品も注文できなくなるのだろうか。5月くらいに1度この情報はキャッチしており、その時に消耗品を1年分くらい注文しておいたので、当分は大丈夫。

何年か前に「せどグ」で書いたことだが、研磨機の購入を検討して、家に実演デモに来てもらったことがある。結局購入には至らなかったが、このブラッサという研磨機は多くのブックオフでも使われており、見たことがある人もいるだろう。僕の印象ではディスクの状態が非常に良いと思うのは横浜伊勢崎モール店だが、ここはさすがに高級研磨機を導入している。あぶく銭が入ったら欲しいとは思うが、研磨機には修理や消耗品の注文といった継続的なサポートが必要なので、買った半年後に会社がなくなった、ということになると困る。それなら外注でいいかという心配性的結論に落ち着く。

火曜日。
朝からインターホンが鳴ってゆうパックの受け取り。前回書いたダンボールを2つ合わせたFBAが受取拒絶で返送されてきた。

複数の輸送箱をテープで巻くなどしてひとつにまとめて納品された場合は受領できません。

知らなかったわけではない。忘れていたのだ。着払い1,280円。

水曜日。電車で仕入れ4軒。
出るときは小雨が降っていたが、すぐにやむようなので傘は持っていかなかった。期待値の高い店で買えて、期待値の低い店で買えないという計算通りの釣果。19点で34Kの仕入れ。リュックの中でずっと眠っていたサービス券を消化することに成功した。

「ゆ」じゃない。置き場所の間違いなど珍しくはないが、さすがにこれはちょっと恥ずかしい。そういえば昔、書店でバイトしていたとき「新潮社」を「しんしおしゃ」と読んでいた店員がいた。

金曜日。
20年くらい会っていない友人というか知人のことをふと思い出した。彼は総合格闘技をやっていたのだが、検索してみるとジムのトレーナーになっており、ミットを構えて指導している宣伝動画がYouTubeにあがっていた。元気そうでなによりだが、自分の知っている人をYouTubeで観るのは変な感じ。

アマゾンから配送に関するアンケート。これはいよいよアマゾン自ら配送に乗り出すための布石か。あるいはさらなる手数料値上げへの布石か。

もうみなさん読みましたよね。
「神保町ブックフェスティバル」で出版社が苦悩する「せどり問題」

しかし、光が集まるところには闇も生まれる。毎年版元が頭を抱えているのが「せどり」の存在だ。
(中略)
せどり死ね
(中略)
女子高生が使っていたから高値で売れるんです。

闇って。そこまで言うかザ・ボイス。

40代で心が折れてしまわないための4つの習慣

・ほめてくれる人を探す
・他人に喜ばれることをする
・人と比べず、昨日の自分と比べる
・親孝行をする

うーん、どれも僕にはもうひとつあてはまってないかな。「心が折れる」というのがあまりよくわからない。一般的には「弱気になる」とか「やる気がなくなる」といった意味だと思うが、そもそも強気になることがあまりないし、すぐにあきらめる気質なので、そのような悩み方をしたことがない。だからこそまあ、大成とは縁がないわけだが。

今週はとうとう1回しか仕入れに行かなかったが、未出品在庫はそれなりに多い。どこかに大きな無駄があるのだ。このブログがそうなのかもしれない。そろそろクリスマスCDの準備もしなくてはいけないのだが。そうか、女子大の赤本が鉄板なのか。

ちょっと面白かったから拾っただけで、本文とは関係ありません。