15の恋

新井英樹のボクシングマンガ「RIN」に「増岡雄三(ますおか ゆうぞう)」というキャラクターが出てくる。元プロテニスプレーヤーで、世界ランキング8位まで上がった後、引退してテレビの司会などをしている。それでまあ、主人公の世界チャンピオンにけちょんけちょんに言われたりする。

ボクシングとテニスは個人対戦競技という点では同じだし、どちらも厳しくて美しいスポーツだと思うが、あまりにも違う点が多すぎる。ボクシングは協会も複数あるし、階級も多い。テニスはとにかく金がかかりそう。ボクシングの世界チャンピオンとテニスのランキング8位のどちらが凄いのか(もちろんどちらも凄いのだが)僕にはわからないが、日本人から遠いのは圧倒的に後者だろう。

★★★

(先週の)土曜日。
12時〜14時で指定していた荷物が10時半に届く。どんまい、間違えることもあるさ。

月曜日。仕入れ3軒。ノルマの8割。
念のため長袖長ズボンで出発。ちょっと毛色の変わったものを色々仕入れた。CD・DVDが地下フロアにある某店(そう、あそこです)はソフトバンクの電波が全然駄目だった。ドコモはかろうじて大丈夫。大森は逆にドコモの方が弱い。ガラケーをやめて、スマホ2台持ちも考えた方がいいのだろうか。多分料金はあまり変わらない。

火曜日。400点価格改定。6点廃棄。
廃棄する商品をamashowの12ヵ月グラフで見ると、当然右肩下がりになっている。ただし、過去の高かった頃でもランキングのグラフはそれなりに動いており、要するに、自分なりには買う根拠があったということ。こういうのを少数の例外として無視するか、安全策を取るか。無視するにはちょっと数が多い気がするし、安全策を取ると数を拾えなくなる。結論はいつも保留。

水曜日。仕入れ5軒。ノルマの7割。
昼食はまさに王道という感じの家系。店を出てから1リットル水を飲む。やっぱり塩分やばいよな。夕方から大雨。日本一遅いエスカレーターを上って帰宅。

金曜日。仕入れ4軒。ノルマの6割。
やはり大型店が混ざらないと苦しいな。いつも要町から成増に行っていたのだが、今日は初めて練馬高野台へ。初めての店でサーチするのはいまだに緊張する。この辺り(練馬・板橋周辺)にやたら厳しい店があると聞いたことがあるが、どこの店だったかは忘れた。

昼食は「保谷大勝軒」。保谷に行ったのはバスに乗り換えるため。昔は初めての町に行くと、むずむずとパチンコをしたくなったものだが、今はやっぱりラーメン屋に行く。ここはいわゆる永福町系で、すごい量だった。普通のラーメンが800円でチャーシューメンが1,050円。麺を減らすのは駄目なんですかね。

価格改定の甲斐あって売上はまずまず回復。

★★★

マキタスポーツのV系バンド・Fly or Die、ライブで黒夢オマージュ(?)の新曲「中年」披露

ちょっと聴きたい。

令人發狂〜。

TM NETWORKの『CAROL』 3CD+DVD+SPECIAL BOOKのボックスセットが発売

映像は「CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS ‘89」のライヴ映像を新たに再編集(2004年発売の「CAROL THE LIVE」とは違う編集)

うーん、ややこしい。小説は付くのかな?まあ昔のも急に下がることはないのかな。

『ドラゴンボール改 「サイヤ人・フリーザ編」』のBlu-ray/DVDがプライスダウン再発

★★★

ビーチ・ボーイズ絡みで2点

ビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソンとチャールズ・マンソンの関係を描いた伝記映画『Bigger Than The Beatles』が2015年2月公開

マリリン・マンソンの名前の由来でもあるチャールズ・マンソン(もう一人はもちろんマリリン・モンロー)については、もちろんシャロン・テート事件のアウトラインくらいは知っていたが、音楽家だったことは知らなかった。

ブライアン・アダムスがビーチ・ボーイズの「God Only Knows」をカヴァー

こういうものは、いちいち取り上げていてはキリがないのだが、これは組み合わせがかなり絶妙なので特例。

山下達郎の同曲カバーは「JOY」で聴ける。こういうものは(再発がない限り)値が落ちることはまずない。

★★★

最近売れたもの

¥1,395→¥3,400

エリック・カルメン率いるラズベリーズの3枚目のアルバム。驚くことにラズベリーズはWikiにページが無い。このアルバムもamashowに半年分くらいしかデータが無い。これは以前はカタログがなかったということだろうか。この半年で売れたのは2回目、ランキングは平均30万オーバー。ちょっと無謀だったかもしれない。次は1,000円までなら買おう。


かっこいいじゃない、ねえ。

★★★

アーティストやアルバムを紹介する際に、トリビア・エピソード・サイドストーリー・ペダントリー(てらい・ひけらかし)などをできるだけ積極的に(場合によってはわざわざ調べてまで)書くようにしている。

これは自分の知識をひけらかしたいというよりも、このような周縁事項は購入動機とも関わりがあるだろうし、もちろん記憶のフックにもなる。だとすればせどりとも密接な関わりがあるといえなくもないような気がするから。元々わりとこういう話が好きということも、当然ある。

しかしながら、いざ他人の似たような文章を読むとまあなんというか「なんやこいつ」と鼻についてしまう。困ったものだ。別に誰のことを言っているということじゃないんだけど。

★★★

CDはいつまで保つのか?

主要音楽メディアとしての寿命ではなく、物理的な寿命の話。長いので3行でまとめると、
・CDの品質には大きな差が存在する
・大抵のCDはきちんと保管すれば何世紀も使用できる
・CDせどらーの未来は明るい

★★★

もうひとつテニスで思い出すのは、やはり宮本輝の「青が散る」だ。特に主人公とポンクの試合。

あんな凄いサーブを打ったのは初めてだ。練習したからだ。ひたすら練習してきたから、自分で知らぬうちに、あんなサーブを打てるようになっていたのだ。テニスはサーブだ。ファイナルはこの三年間、もう何万球も打って打って打ちまくって練習してきたサーブを必ず入れてやる。

テニスはサーブだ。せどりはサーチだ。