メディアミックス・せどりミックス
僕が今、毎週見ているアニメは「ジョジョ」と「宇宙兄弟」なのだが、
「宇宙兄弟」のOP/EDがフジファブリックと秦基博に変わった。
どちらもまずまず「せどらぶる」なアーティストだ。
これを機に「青い蝶」が世界中に知れ渡ればいいなと思ったら、
とっくに洋コメが沢山ついていた。
ええ声や。
こういうロキノン系アーティストがアニメに使われることも、
全く珍しくなくなった。
内容と全く関係ない歌が、平気で使われるようになったのはいつからだろう?
「るろうに剣心」にジュディ・アンド・マリーの「そばかす」が使われた時は
結構びっくりした。制作委員会方式やらと関係があるのかもしれない。
★★★
今更ながら話題の文庫を読了。
メディアワークスの本なんて、「よつばと!」以来だ。
もともとラノベとミステリーは相性がいいと思う、SFも。
いきなり「姑獲鳥の夏」へのオマージュから始まるが、
こういうのでニヤニヤする趣味はない。むしろ不快。
安楽椅子探偵の肝とも言えるゴリ押し推理やペダントリーに関しては、
ラノベ向けに薄めてあるとはいえ、なかなかよく書けていると思う。
クライマックスに向けての展開、伏線の回収も見事だ。
個人的には「それから」に対する扱いが気に入らないが、
続きも読んでみようと思う、機会があれば。
それで、ご承知の通り、せどらー(作中では「せどり屋」)が出てくる。
盤物系せどらーと人文古書系せどらーが、
「せどらー同士不要なものを交換している」というようなセリフがあった。
僕の知る限り、せどらーでこういうことをやっている人はいないと思う。
また、これを読んで(あるいはドラマを見て)せどらーが増える
こともないと思うし、増えたとしても、少なくとも僕には全く影響はないと思う。
★★★
最近売れたもの
¥3,555→¥8,000
ちょっと仕入れ値が高かったが、正月需要を期待して仕入れ。
蓮實重彦・浅田彰両せんせーによれば、ゴダールの最高傑作だそうです。
今年は映画DVDの仕入れを減らす予定。
★★★
某ブックオフで見かけた、別々の商品。
規格番号は違うのに、JANコードが同じ。
こうなってしまうと、バーコードで棚卸している限り、
売れる可能性はごくわずかだろう。
それがどうかしたのか?すいません。
★★★
再発情報
Blu-spec CD2 リイシュー続報。
これはちょっと「きっつい」ラインナップだ。
21世紀のCD選書というのもまんざらじゃない。
でもところどころ抜けているのはあるので、そこが埋まらないように
祈るしかない。しかし、このサイトすごいな。
アニメ『うる星やつら』『らんま1/2』『めぞん一刻』がBlu-ray BOX化
定価で全部買うと約38万か。
わりとよく見かける気もするが、意外と出品は少ない。