アドリブ、アマゾン語、情報

仕入れに行って購入を迷った際に、「実際にいくらで売れて、いくら入金されるのか?」と考えることがある。今までは概算として、ジュエルケース(いわゆる普通のCDケース)の場合、手数料をずっと「15%+280円」くらいで計算してきたのだが、最近改めて調べてみると「16%+300円」くらいになっていた。

アマゾンに手数料を納めてアマゾンが潤えば、システムが改善されたりサービスが向上したりセールが増えたりして、顧客が増える。そうするとこちらにも若干のリターンがあることになる。しかしながら僕の場合、自身もカスタマーというかヘビーユーザー(仕入れ含む)でもあるので、そちらのリターンの方が大きいだろう。「アマゾン税」による健康で文化的な通販生活

アマゾンが高負担高福祉の北欧国家だとすれば、ヤフオクは確かに低負担だが、やや治安が悪いしマーケットも小さい(と思っていたら最近増税があった)。遊びに行くくらいならいいが、移住となると難しい。ラインモールやメルカリといった新興国のことはよく知らない。楽天オークションやモバオクは最近はどうなんだろう。

火曜日。電車で仕入れ3軒。
1軒終わったところでイトーヨーカドーで昼食。タンメン・チャーハン・餃子のセット。nanacoが使えるのが良い。料理が来るまでスマホブックオフの地図を見ながら、この後のことを考える。予定では同じ路線の大型店→中型店→中型店と廻る予定だったが、ここでアドリブが効かない奴は勝てない、というわけで急きょ3軒目の予定を変更。バスで初めての大型店に行くことにした。結果上手くいって、3諭吉近く買えた。こういう予定変更は、普段はほとんどしない。

今までこの店を敬遠していたのは、バスが嫌だったから。バスは本数が少ないし、渋滞に巻き込まれたりしてストレスが貯まりやすい。しかし今日行った限りでは、あまり心配は要らないようなので、ローテーションに加えようと思う。ちなみに川の近くの店です。

今はまだ在庫制限に余裕があるが、低ランク品の仕入れで迷った際に、ストレージモニターのことがチラつくようになったのは間違いない。

在庫保管制限数は過去1ヶ月の販売実績数をもとに在庫回転率(過去1ヶ月の販売数×12÷在庫数)を基準として設定されます。

というのが元の文章だが、「販売実績数」と「販売数」の違いが判らないし、「もとに」と「基準として」の違いも判らない。この文章を自分なりに解読すると

在庫保管制限数は「過去1ヶ月の販売数」を基に「過去1ヶ月の販売数×ホニャララ」を基にして設定されます。

となる。理解しようと努力するだけ無駄な気がする。アマゾン語検定3級くらいの問題だろうか。

木曜日。バイクで仕入れ6軒。
出発してすぐに、冬装備してこなかったことを後悔する寒さ。冬装備とは手袋2種、ハンドルカバー、ネックウォーマー、タイツのこと。どの店でも2、3枚ずつしか買えず。5軒目で安いDVDセットを少し、6軒目で坊主。相変わらずのせつない釣果だ。

数日前に郵便局から「本人限定受取郵便物到着のお知らせ」というのが届いた。多分クレジットカードだろう。受取の日時を指定するために電話をかけるのだが、これが何回かけても繋がらない。ホリエモンならブチ切れて「なんで今時オンラインで出来ないんだ、既得権益のバカ、コスパ悪すぎ」とかなんとかツイートして、まとめサイトに載っているところだろう。

金曜日。電車で仕入れ6軒。
飯田橋で1枚、荻窪で3枚しか買えなかった。荻窪にはフィギュアがいっぱい並んでいた。「東京には空がない」という詩があったが、東京にはせどり出来るCDもない。もういちいち落ち込むのは止めにして、これくらいが現状・実力だと理解しなければいけない。

久々のケース・スタディ

ずっと低空飛行だったが、9月に相場が跳ね上がっている。もちろんテレビで放送されたから。

ホイチョイ・プロダクションズ原作、中山美穂、織田裕二共演の「波の数だけ抱きしめて」、NHK BSプレミアムで31日(月)放送。

せどり的にはだいたい2ヵ月くらいは「もった」ことになる。これを僕は何枚売ったかと言えば、1枚も売っていない。だって見つからないんだもん。「情報はあるが商品が無い」というのは、ちょっともったいない状況だ。来年以降の大きなテーマとなるだろう。もちろん「情報を売る」という考えもある。ちなみに12月18日にもBSで放送があるが、前回から半年も経っていない上に、既にクリスマス一色の時期だからなあ。

コンプリート版というのもある。

というわけで最近は仕入れも売上もちょっと悪い。自分で「悪い」と書いておきながら、過去の収入に鑑みると「別に悪くない。相応だ」という声も聞こえてきそう。これも一種の見栄か。「売上が悪い」と書いたところで真摯に反省したり、飲み会の予定をキャンセルしたりするわけではない。「天気が悪い」と書くのとあまり違いはない。