じゃりン子チエ、メモリ増設、輸入盤

今週、アニメ「じゃりン子チエ」のブルーレイBOXが発売された。テレビ放送開始は1981年。台所で観ていた記憶があるので、夕方ではなく夜の7時からだったと思う。

話は全く覚えていないが、OPで花札をモチーフにしたり、のりお・よしおを声優に起用したり、変なアニメだった。子供向きではなかったのだろうか(まあ、連載は「アクション」だし…)。ホルモン焼きってどんな味だろう、とか「シャラジラ」ってなんだ?とか。

(先週の)土曜日〜日曜日。
最近、ブラウザ(Firefox)が重くてどうしようもない。というわけでメモリを増設することにした。かなり久しぶりの作業なので、まず現在のメモリ状況を調べてみると、どうやらDDR3(800MHz)4GBが1枚らしい。アマゾンのベストセラー1位は4GB(1600MHz)2枚で7,470円。おまけにヒートシンク付き。これをポチッて、もう翌日には届く。速くて安くて簡単だ。SIMMだのDIMMだのの頃に、秋葉原のショップへ行ったはいいが、レジ上に掲げてあるボードを眺めても、どれを買えばよいかわからず途方に暮れていた頃とは隔世の感がある。

翌日、相変わらず馬鹿でかい箱で届いたメモリを増設。スロットがやや固く難儀したが、なんとか押し込んで起動。8GB認識されているのを確認。ブラウザもExcelエクスプローラーもすごく軽い。今までこの手の作業でこれほど効果が出たことはなかった。もっとも昔はせいぜい512MBとか1GBの増設だった。よく雑誌でも、パフォーマンス向上のためにデフラグしろだのレジストリをいじれだの不要なファイルを削除しろだのというのがあったが、最近は雑誌自体が削除されつつある。「DOS/V POWER REPORT」などがまだあるのが奇跡という感じ。

FBAで買った800円のCDに歌詞カードが付いてなかった。コンディション表記は「良い」だが、そもそも、その旨の説明が無いのだから、見落としだろう。返品しても良いが、「可」で出すなりヤフオク!で出すなりすれば元は取れそう。どっちが得か悩ましいところ。

火曜日。
セラーセントラルを開いて、決済情報の残高を見て「!?」。18KのCDが返品されている。あわわわわ。調べてみると、「配送業者の破損による返品」とのこと。後日全額補填されて一安心。しかし、紙ジャケットの3ディスクだったのだが、ディスクにキズがついたのだろうか。それとも紙物にダメージがあったのだろうか。どちらかというと音源よりも音質に価値がある商品なので、コピーして返すという悪質なケースはちょっと考えにくい。そもそも、SACDってコピー出来るのか?

水曜日。仕入れ4軒。
1軒目の大型店で2時間かかってしまった。これは棚卸と重なってしまい能率が悪かったせい。昼食は隣の小諸そばで、おろしカツ丼ともりそばのセット。この日もまた、電車を乗り間違えた。キーボードのタイプミスもどんどん増えている気がする。「気がする」をKISAGURUみたいに打ってしまうことが多い。内容はPINK(P!NKではない)、柳ジョージ、コルツ、オフコースなど、細かいの沢山。自分用にブルース・スプリングスティーンの初期紙ジャケBOX。

これは1,950円だったが、輸入盤は店によって値付けがバラバラなので、値段によっては仕入れでもいけそう。洋楽のCDせどりブログ記事は非常に少ないが、輸入盤はさらに少ない。僕自身もブックオフでは輸入盤はほとんどノーチェックだ。需要は無さそうだが、ちょっと書いてみる。

良く知られているように、輸入盤よりも国内盤の方が定価も相場も高い。再発も沢山あり、リマスターや収録曲で相場は変わってくる。当然EANコード(European Article Number)だけでなくタイトルでのチェックが必要なのだが、国内盤の場合、カタカナでないとヒットしなかったり、邦題でないとヒットしない場合がある。

「Hymns To The Silence」で検索しても国内盤の「オーディナリー・ライフ」はヒットしない。逆はなぜかヒットする。

他にも同じカタログで英盤・米盤・独盤などが競合していたり、ジャケが違っていたりするが、このあたりの価値は欲しい人じゃないとわからない。写真を載せるくらいしか手の打ちようがない。

もし輸入盤に力を入れたいのなら、ファースト・ビューで海外出品者か否かをチェックできる携帯サーチが望ましい。海外出品者は配送日数やトラブル時の対応などで大幅にハンディキャップがあると推測されるので、僕はほとんど無視している。帯は元々無いものがほとんどだし、買う方もあまり気にしない人が多い(ような気がする)ので、他に問題がなかったら「非常に良い」で出品して大丈夫。ブックレットにも歌詞が載って無い場合がほとんど、くらいだろうか。ノウハウと呼べるものではないね。

木曜日。
4時間くらいかけて研磨するも、ほとんどキズが落ちないどころか増えた気がする。これなら最初から1枚200円払ってプロにやってもらった方がまし。もう自分で研磨するの止めた。と、年に4回くらい思う。

金曜日。仕入れ4軒。
なんとなく昼食を食べそこねてしまい、4時くらいにサイゼリアへ。向かいのテーブルでは10人くらいの大学生のグループがワイワイやっていた。今さらながら、彼らよりも彼らの親の方が、よっぽど歳も近いし、話も合うんだろうなあ、などとしょうもないことを考えたりする。いや、話が合う自信は無いな。お腹が空いていたのでスパゲティとピザを食べて満腹。これでも900円くらい。肝心の仕入れは目標の8割くらいの出来高。4軒で8割なら「もう1軒行けよ」という感じだが、無理をしないことに関しては、鉄の意志を発揮するらしい。内容はキャンディーズ渡辺香津美高橋幸宏杉真理、ギター教則DVDなど。ワケあり値引き系が多く、頭の中で算盤をはじく。新品なら楽だよなあと、年に4回くらい思う。

というわけで今週は2回しか仕入れに行かず、なんとなく能率とか効率とかいうことをよく考えた。時給と絡めてもう少し掘り下げたい。金になる物をゴミ箱に捨てる勇気、とか。新たな商品や新たな仕入れ先といった、いわば「陽のあたるノウハウ」ももちろん大事だが、陰となる地味なノウハウもやっぱり大事。

最近もう一つ気になるのは、角川のように問屋・取次をカットする流れ。インディーズのCDなどでは、メーカー自身が自分で出品していることが以前からあった。ぱっと思いつくのは元GO!GO!7188のボーカルが在籍する、チリヌルヲワカのヤマミチレコードや、元ストリート・スライダーズのHARRY STOREなど。ゲームサントラなんかもあったはずだがちょっと思い出せない。

他の問屋系出品が無いということは、意図的に流通させてないということだろうか?確かにアマゾンや楽天では独占できるが、他の全国の実店舗や小規模ネットショップは無視…出来るのかもしれない、現状では。このような傾向が顕著になってくるのだろうか。NHKスクエアのDVDなどは民放各社も追随しないか気になる。

今月はあと2回仕入れに行く予定だが、それでも目標には2、3割足りないだろう。例年6月は売上は悪いのだが、今年は普通くらい。

実験第2回。前回は大事なことを書き忘れた。買取価格は「申し込んだ時点」での価格が適用される。もうひとつは、買取に出せる同一商品は1点のみ。もちろん機会を分けても駄目。詳しくはFAQへ。ブックオフ・オンラインでの買取価格は左から5,500円3,600円1,800円。最後のは少し上がった。