好きじゃない、でも愛してる

数年前、某中古レコード(CDも少しある)店に入ったら、背負っていたリュックをレジで預けるように言われた。もちろんそれで気を悪くしたりしない、というか、むしろ身軽になれて助かるので、ブックオフでも毎回預けたいくらいだが、気にする人はいるのかもしれない。

むかしむかし、僕も小売店で働いていたことがあるので、万引きの被害には苦しんだ。あれは金銭的にももちろんだが、メンタルにダメージが大きい。「いつも注意してるのに…防犯カメラもつけたのに…」という怒りと悲しみとやるせなさがアシュラマンの顔のようにくるくる回っては苛まれ、仕事が手につかなくなってしまう。

その結果「徹底的に排除しよう」と思うと、コストも労力も馬鹿みたいにかかって、ややこしいルールを設定し、(多分)人相も悪くなって、往々にして他のお客さんにとって「居心地が悪い店」になってしまう。それならばある程度必要なことだけやって、残りは割り切って、本質的な部分に注力した方が良い。これは今の仕事の評価やコメントに対する考え方と同じだ。

★★★

(先週の)土曜日〜火曜日。夏休み。
墓掃除以外はひたすら「くうねるあそぶ」。墓というのは誰が入れる・入れないなどの決まりがあるのだろうか?僕は次男だが、自分の墓を作る予定など全くないので、死んだらどうなるのかわからない。

「老後を自分が生まれ育った場所で過ごす」ということも考えなくはないのだが、僕(や兄)と親の世代には、それなりに土着的・民俗的・宗教的断絶があり、習慣や行事もわからないことだらけだ。近所付き合いもほとんどしないだろうから、それならばどこに住んでも変わらないのかなと考えたりもする。はっきりしているのは、どこに住もうが金銭的余裕は必要ということ。

水曜日。
通常業務再開。出品5点で拒絶反応が出たので、逃避的に外出。我ながら書いていて情けない。昼食はもりそばとミニカツ丼のセット。立ち食いやチェーン店ではなく、(僕の中では)比較的オーセンティックなそば屋なので、「板わさと酒、せいろ2枚」みたいな注文すればいいのにとも思うが、ついついセットメニューに目が行ってしまう。スノビズムに対するアレルギーなのだろうか。あるいは単に麺と飯を両方食べたいDEVの発想なのだろうか、そもそもオーセンティックなそば屋はカツ丼セットなど置かないのだろうか。

ダイソーで眼鏡ふき(これは仕事用)、イトーヨーカドーで野菜のスライサー、ユニクロでパンツと靴下など買う。パンツはボクサーブリーフ、靴下はくるぶし丈のもの。どちらも最初は抵抗アンド違和感があったが、ここ10年くらいはずっとこれ。「こんなことを書いて誰が読みたいのだ」と思われるかもしれないが、もちろん僕が自分で読みたいので心配はご無用。みなさんもこういうことをもっとブログに書けばいいと思うよ。

木曜日。仕入れ5軒。
お盆の都心で仕入れ。人通りは多いような、少ないような、変わらないような。量は少なめだったが、最後の店で大物を拾えて満足。自分用の本を買いに門前仲町店の2階に行ってみたが、どこになにがあるのかさっぱりわからなかった。建物の構造上仕方ないのかもしれないが、導線も動線もあったもんじゃない。

アマゾンより手数料改定のメール。うむ、いつも通りさっぱりわからない。再出品したヤフオクが早くも3点落札。

金曜日。
FBAとヤフオク発送。郵便局は空いていた。帰宅後に遅い昼食。テレビで甲子園などを見る。言うまでもなく熱心なファンではないが、やっていればそれなりに見るし、見ればそれなりに面白い。

★★★

ロビン・ウィリアムズの訃報にロビー・ウィリアムスのファンら騒然

去年イギリスで「The Vamps」という新しいバンドがデビューした。日本の「VAMPS」にはTHEが付かない。「ハート」は日本のバンドとアメリカの女性ボーカルのバンドがあるが、こちらは日本にTHEが付く。「BiS」ではなくすべて小文字の「bis」といえば、スコットランドのバンドで、ヤフオクでも「洋楽 B」の中に単独カテゴリがあるが、今は「BiS」だらけ。「ラッシュ」といえばゲディ・リー率いる「RUSH」が有名だが、イギリスの「LUSH」というバンドもあった。「COLOR」や「MELODY」もヤフオクに単独カテゴリはあるが、共通扱いだろう。

涙腺クラッシャー

★★★

スモーキー・ロビンソン&スティーヴン・タイラー、デュエット曲「You Really Got A Hold On Me」を公開

こういうものは、いちいち取り上げていてはキリがないのだが、これはかなり好きな曲なので特例。

僕が知っているだけでもカバーしてるのは、マイケル・ジャクソンダイアナ・ロスロッド・スチュワートシンディ・ローパー、そしてもちろんビートルズ。さらにビートルズのバージョンは王様が「孫」カバーしている。


せどり的にもいけそうだけど、見たことないなあ。「米とげ、ザ〜ッと」と「Hey 柔道一直線」は、もう直訳とはいえないだろう。と思ったら、やっぱりビートルズは色々うるさいらしく、オリジナル曲という扱いらしい。昨日はあしたのおとといなのだ。

★★★

売上も仕入れもちょっと悪い。でも他の人もそれほど良くないみたいなので、こんなものなのだろう。

他人と比べることが大事なのが、比べないことが大事なのか。結果が出ればどちらでもよいのだろうか。僕は圧倒的に「比べない」タイプの人間だが、こんな僕でも他人と競るように自分を「もっていけば」伸びる余地があるのだろうか。

専業になってからの自分を省みてみると、他人の真似、あるいは他人から発想・着想を受け取ったものでも、最終的には自分に合うように調整が必要となる。結局は自分で考えなくてはいけない。

相変わらずまとまりのない酷い文章だ。でもやっぱりツイッターよりはブログが好き。

★★★

最近売れたもの

¥1,755→¥2,900

「じいじ」がお盆に会う孫のために「妖怪ウォッチ」と混同して買ったものと思われる。当然「コレジャナイ」と泣きわめく孫の涙に逆恨みし、後日怒りの返品+評価1をくらわせてくる気がするので、予断を許さない。

★★★

正直、今回の鉄人28号の件で気になるのは、論争になっているネット公開の是非よりも、なぜ「まんだらけ」のようなしっかりしたマニュアルがある(はずの)店がこんな大きなポカをしてしまったのかということ。そこには心理的盲点を突いた犯人の巧みなトリックが…と思うのはミステリーの読み過ぎか。

万引きの話とはあまり関係ないけれど、すごい昔にテレビで関西の、自称「日本一キビシイ」下着店が紹介されていた。かなりインパクトがあったので、今でもはっきり覚えている。当然のように客と喧嘩していたが、あれは仕込みじゃないと思う…と思わせる説得力があった。度々メディアに登場しているらしく、適当にぐぐったら簡単に見つかった(「ファンデ」というらしい)。あれはすごかった。でも僕はやっぱり(女性であっても)ちょっと行きたくないなあ。渋谷109あたりに出店して欲しい。


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