胸騒ぎ残しつつ

自分で「こういうことをブログに書いてみよう。これは面白い。斬新だ、クールだ」と思うことが(図々しくも)偶にある。ところが機が熟す前に他の人に似たようなことを書かれていて「なんだよ、これでブログに書くと真似したと思われちゃうじゃないか」と(愚かにも)思ったりする。しかし、よくよく書かれたものを読んでみると、それほど面白くもない。もちろん斬新でもクールでもない。むしろ書かなくて済んで良かったと(賢明にも)安堵する。結局自分が思いつくことというのはその程度のものだし、似たようなことを考える人というのは沢山いるものだ。

★★★

3日。憲法記念日
CDはセールをやってくれないみたい(未確認、よく知らない)なので、南の島でバカンス。

俺の家は遠い。なんですか?江ノ島は南の島じゃないとでも?

4日。みどりの日
郊外で仕入れ3軒。そのうちの1軒は、バイクに乗れなくなってから半年以上行っていないブックオフだったのだが、ラベル1月の大物が残っていた。せどらーっているところにはいるけど、いないところにはいない。電車賃片道800円近く使って行った甲斐があった。

5日。こどもの日。
早朝に地震。なんだかもう、何とか型地震とかいう種類はどうでもいいんじゃないかと思えてきた。ダラダラと仕事の後、夕方から近所でボーリング。久しぶりだったが、まあ200超えたから良しとしよう。2ゲーム合計だけど。

帰宅後、メルぞうから無料レポートのメールが来ていた。いつもは普通に無視するのだが、今回はたまたまピンポイントで自分にぴったり合致する内容だったので読んでみた。これが結構な衝撃内容で、結局その後、同じ発行者の他の無料レポートとブログも全部読んでしまい、仕事にならなかった。せどらーとしてのアイデン&ティティの危機である。

こういう時はどうしても、自分に欠けている部分・知らなかった情報ばかりが気になってしまう。全ての情報を把握することは不可能だし、自分が優っている部分だって少しはあるはずだとわかっているのだが。しかしまあ、あなどれないわ。またブレちゃいそう。

6日。振替休日。
色んなことをモヤモヤと考えながら家で出品30点。なんだかんだでアマゾンにも写真を載せることが増えた。BOX以外の諭吉越え商品は、特に問題なくても写真を載せるようにしてみたり。8cmCD付き限定版を買ったら8cmCDしか入ってなかった。ファック、ビッチ、スラット。

水曜日。9時半起床。
連休も終わったのでいざ仕入れに行かん。郵便局でFBAを出して、松屋で朝定食を食べる。ビーチボーイズがかかっていた。いつも以上にじっくりとサーチして、結局3軒だけ。大物は無し。帰宅してからは、出品ではなく仕込み系の仕事。これが役に立つかどうかはしばらく経ってみないとわからない。わからないから自分でやってみるしかない。晩酌多め。

木曜日。12時半起床、寝過ぎ。
アマゾンの売上を見てまた寝たくなった。全然売れてない。なんなの、これ。その後も30分ごとにチェックするが1点も売れず。コーヒーを飲んでも売れてない。トイレから戻っても売れてない。買い物に行っても売れてない。ふてくされつつ、だらだらと出品。井上陽水って若い頃はサングラスしてなかったんだね。

金曜日。
ヤフオクゆうパックを郵便局で発送。当初80サイズを想定していたのでその分の送料を頂いたが、60サイズのダンボールに上手く収まったので、差額分の切手を同梱して送る。もちろんそんなことする必要はない、という意見も尤もだと思う。後味の問題。

その後仕入れへ。強風とにわか雨に苦闘しながら、4軒廻って普段の1軒分くらいの内容。唯一の収穫は西新井駅のホームで食べたラーメン。

4軒目のブックオフ春日部駅東口店が6月に閉店ということでセール中だった。プロパーのクラシックCDコーナーにビームのおじさんが1人いたが、あまりやる気無さそうだった。こっちも買える物はなし。それがセールによる棚枯れなのか元々なのかは定かではない。500円以下のCDが4枚で108円というのもやっていたが、小銭を拾う気にもなれず、替ケース用に少し買って退店。帰宅後、大物が2つ保留に入ってひと息。

★★★

また名前の話。

√5が改名を発表。「検索しにくい!」「√記号が入力できない!」という理由から
どんなバンドか知らないが、なんとも現代的な理由だ。そういえばボウイなんかも正しく入力するとBOφWYとかBOΦWYみたいな情けない姿になる。今だったら「暴威」のままだったかもしれない。クイーンズライチがいつの間にかクイーンズライクになってたのはなぜだろう。

橋本徹が語る『Free Soul』の現在地、そして2010年代のアーバン・メロウ
この「フリー・ソウル」シリーズをはじめとするオムニバスやコンピレーションで、「沢山ある中に偶に買えるものがある」という場合、なかなか覚えられなくて困っていたのだが、なにも覚える必要はないことに最近気づいた。高そうなものだけEvernoteにメモっておくことにした。気づくのが5年遅いんだよな。

★★★

知っている人にとっては常識なのだろうが、例えばこの5月28日発売の嵐のニューシングルは定価1,512円だが、既に3,000円以上で出品している人が沢山いる。

まあそれくらいの値段でもカートを取れれば売れるのだろう。もちろん競争は激しいし、商品を確保するのも大変だし、キャンセルや低評価もあるのかもしれない。

僕にはちょっと真似出来そうにもないが、「こういう世界がある」というのを全く知らないのも問題かもしれない。

★★★

あまりにも書くことがないので最近売れたもの

2,475→4,900
仕入れの際に少し迷ったが、納品即売れだった。まあ安かったせいかもしれないが、もう1,000円高くしていたら売れなかったかもしれない。やっぱり即売れだったかもしれない。迷った理由は再発のトールケース版があったから。そちらもそこそこ値がついていたので仕入れたのだが。

解散コンサートの3枚組CDもよく仕入れたが、最近は少し厳しい。

大体いつも棚には同じものがあるので、見慣れないものを見つけたらとりあえずサーチすればいいという、ある意味わかりやすいグループ。

ライブではCCRの「プラウド・メアリー」やアニマルズの「朝日のあたる家」なども歌って、そのままCDに収録されている。よくわからないが時代的なものだろうか?僕は少し後のピンク・レディー世代なので、キャンディーズのことはよく知らないのです(どうでもいい)。

★★★

仕入れにも売上にも波はあるが、売上の波より仕入れの波の方が気になる。他のせどらーはどうなのだろうか。もちろん扱っている商品の傾向にもよると思うが。そもそも傾向をどうこう言えるほどの出品量じゃない。

惨憺たる仕入れの日というのは、どうしてもある。昨日がそうだった。こういう日が固まってやってくると、さすがにモヤッとする。

「ブレる」というとネガティブだが、「修正・調整する」といえばポジティブだ。目標・目的があって、そこに近づいているか否か。それを判断するのは自分だし、利害を受け取るのも自分。もちろん他人に判断してもらうのも自由だが。

正しい方向を選ぶことも、距離を稼ぐこともどちらも大事。どちらが「心の平穏」に寄与できるかというのも人によって違うだろう。なにはともあれガツガツ働いていないと不安になる、という人もいるかもしれない。もちろん「心の平穏」というのは、僕にとっても小さくない要素だ、せどりが終わっても自分が終わらなければ終わりじゃないし、逆にせどりが終わらなくても自分が終わったら終わりだ。再現性なんか燃えないごみの日に出しちゃえばいいんだ。

★★★

ブックオフのワンデーがなくなるという噂。僕は毎回ワンデー使っていて、恩恵はめちゃくちゃ多く受けているし、なくなると結構困りそうだけど、どちらかというと早くなくなってほしいというアンビバレンス。単にめんどくさがりなだけか。

中学2年生がかかる病気があるなら、せどり2年生がかかる病気もあるだろう。

いつも読んでいたブログが(また)なくなってしまった。あれだけの文章を書ける人は他にまずいないので、復活を切望。


本文とは関係ありません。