専業への道 その2

日記

8時起床、曇り。
数日前からTシャツと短パンで寝ているのだけれど、
少し早かったかな。今日はちょっと寒い。
熱いコーヒーを飲む。

マケプレ出品、研磨、ヤフオク出品を黙々とこなす。
昼からずっと雨。ヤフオクの発送もなかったので、一歩も外に出ず。

専業への道 その2

その1はここ。時系列的にはちょっとさかのぼることになる。

以前から当ブログを読んでいる方達には耳タコだけど、
僕はサラリーマン+副業から脱サラして専業になった。
その時の話を少し。いわゆる「自分語り」です。

僕のいた会社は零細企業だったので、労働環境は決してよくなかったが、
周囲との関係は上手くいっていた。
仕事は決して面白いとは言えなかったし、
将来性に対して不安もあったけれど、
これといった取り柄が無い自分には、転職という選択肢はなかった。
でもある日、天使だか悪魔だかが降りてきて、耳元でそっと囁いた。

「仕事辞めて、専業せどらーになっちゃえば?」

「一笑に付す」とはこのこと…のはずだったが、なぜか胸がドキドキする。
この時の興奮は今でもはっきり覚えている。まさに「人生が変わった」瞬間だ。

頭の中でシミュレーションしてみる…が、
そもそも、そのための材料や計算式が自分の中にない。
せどりを始めて1年半、売り上げで10万、利益で5万とかのレベルだ。
専業になればどういう問題が出てくるのかもわからないし、
自営業のことも何一つ知らなかった。
保険や社会的信用のこと、もちろんボーナスや退職金も無くなる。
「自営業の収入はサラリーマンの3倍でトントン」なんてのを読むと、
さすがに不安になる。

しかし、一度こういう考えが頭の中に生まれてしまうと、
それまでは気付かなかった(というか、見えない振りをしていた)
仕事の嫌な部分がどんどん気になってくる。
こうなるともう坂道を転がり落ちるようなものだ。

「この仕事を(少なくとも)あと20年も続けるなんて耐えられない」

また、その前にリストラされるか、
会社自体が潰れてしまう可能性も十分あった。
それなら今のうちに辞めた方がましだ。

結局、会社側の都合などもあって、退職を決意してから
実際に辞めるまでには半年くらいの期間があったのだが、
その期間に色々調べることが出来た。

例えば、副業の頃は、通勤圏内および片道30分圏内までしか、
仕入れには行かなかったが、片道1時間圏内まで仕入れ範囲を広げると、
中型・大型のブックオフも結構含まれることがわかった。
ブックオフ以外の仕入れ先についても、少しずつ研究して、
ある程度目処がついたことが、大きな後押しになった。
また、いずれ必要になると思ってバイクの免許も取った。

失業保険を貰うことも考えたが、
「最初からそんな弱気でどうする」と思い、
すぐに開業届を出して、仕入れに励んだ。

もちろん、別に退職を勧めているわけじゃない。
僕だって辞めないで済むなら、辞めたくはなかった。
でも人生はとても短い。ジョンとポールもそう言ってる、マイ・フレンド。

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