出品許可問題

11月の結果。仕入れはまずまずだったが、売上は月末になって失速した。というか、保留が大量に溜まった。大量と言っても僕くらいのレベルだと保留が20点くらいでも「おいおい勘弁してくれよ」となる。まあ、売れてさえくれれば別にいいんだけど。

 

加えて今週は新規のCD・DVDの出品が次々とハネられるという出品許可問題が重くのしかかった。当然タイムラインやセラーフォーラムは同業者たちの阿鼻叫喚であふれている…と思ったが、意外とそうでもない。まーた自分ひとりで勝手に困ってるのか。
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月曜日。
ブックオフオンラインで注文したDVDがサンプル盤だったのでチャットで連絡した後返品。意外に初めてのパターン。返品方法は問わないとのことだったのでゆうパック着払いで返送。受け取っても廃棄するしかないだろうに。といっても確認しないわけにもいかず、難しいところ。僕は自分がブックオフから利益を得るのは大好きだが、それゆえにブックオフの業績向上を常に望んでいるのです。

 

火曜日。
実家の母より電話あり。僕もよく知っている近所のおじいさんがコロナで亡くなったとのこと。おじいさんといってもまだまだ元気いっぱいで、夏に見かけた時には毎日畑仕事に精を出されていたのだが。義理の息子さんが勤めている介護施設クラスターが発生し、家族全員感染したらしい。

 

水曜日。電車で仕入れ5軒。
2軒目ではBLCDを3枚仕入れた。恥ずかしいとか言ってる余裕はない。3軒目はせどり15年目にして初めて行く小型店。サーチして怒られないかちょっと緊張する。昔は「あの店はせどらーに厳しい」みたいな情報がそこかしこで見られたものだが、最近はわからない。リチャード・マークス、アニタ・カーなど自分的にはちょっと珍しいものも仕入れた。25点で49Kの仕入れ。帰宅後は月締めの集計作業。

 

木曜日。電車で仕入れ5軒。
月が変わって12月となったがいきなり寝坊してしまった。寝ている間に自己発送が2点売れていたので、納品書とラベルを印刷して駅前のポストに投函。連絡は夜でいいだろう。1軒目はバス。買えなかったうえに帰りはバス停で10分以上待った。ストレスが溜まる。3軒目は大宮ラクーン。駅を出ると先日の火事の跡が生々しく残っている。家系ラーメンの店はギリギリ大丈夫だったみたいだが、営業はしていなかった。

最後の5軒目では諭吉越えのドラマサントラに目が留まる。ブックレット難ありの黄色シールが貼ってあり10%引きだったので、レジで検品した後に購入。まあこれくらいなら大丈夫だろう。23点で50Kの仕入れだが、内容は悪い。ここ数日、やはり遠征しかないのかな、という気になっている。
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最近売れたもの

1,980→6,000
ポニーキャニオンのオリジナル・アルバム+余ったところにシングルを詰め込んだシリーズの1枚。『プリンプリン物語』と『まちぶせ』しか知らないのだが、B型肝炎を患ったりなかなか大変だったようだ。一五一会のCDも沢山出してますね。

 

火の鳥(鳳凰編)

火の鳥(鳳凰編)

Amazon

1,980→7,000
ご存じ手塚治虫のライフワークだが、僕はあまり読んだことがない。映画は60分と短いせいでかなり端折られているらしい。サントラもDVDもせどり対象の作品というのは意外と少ない。さらにファミコンでアクションゲームにもなっている。音楽は宮下富実夫。渡辺典子が歌う主題歌はなんとなく聞き覚えがある。

 

2,530→6,000
李氏朝鮮が舞台のボーイ・ミーツ・ガール・メロドラマ。ストーリーは3行くらいでまとめられそうなシンプルな話なのだが、合間合間に詩吟みたいな歌というか合いの手というかが入る(パンソリというらしい)。日本の忠臣蔵に並ぶくらいの人気と知名度があるとのことで、CLAMPによりコミカライズもされている。映画の本編はあったが予告が見つからなかったので動画はなし。
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1983年には、映画『フラッシュダンス』の主題歌「Flashdance... What a Feeling」を歌い、この曲は全米1位となり、世界中で大ヒットを記録した。この曲はアカデミー歌曲賞グラミー賞の最優秀女性歌唱賞などを受賞した。

 

大ヒットにもかかわらず、当時のレコード会社との契約により、ほとんど報酬を受け取れず、レコード会社との10年にわたる法廷闘争を行う。そのため、1980年代半ば以降は音楽活動はほとんど行うことができなかった。この裁判には1993年に勝訴、彼女はヒット曲の印税を得られるようになった。

そうだったのか。アルバムはわずかに4枚のみ。そういえば主演のジェニファー・ビールスも『フラッシュダンス』の後はぱっとしなかった。せっかくウインドミルまでしたのに。

 

電子化に必要な人材の不足などで中小の事業者を中心に対応が遅れていることから、政府・与党は来年末の猶予期間の終了後も、紙での保存を引き続き、認める方向で調整しています

結局こっちもグダグダっぽい。

 

上尾店が移転リニューアル。でかいのはでかいんだろうけど、大事なのは棚の中身だよなあ…。
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師が走る12月。せどりは別に走らないのだが、ぼんやり生きてるだけでも勝手に雑事は貯まっていく。日々のニュースを横目に仕入れと出品のサイクルを延々と繰り返しているだけなのだが、ちょっとバイオリズム的にやる気なしモードになってるようだ。ちなみに宮台真司ロバート・フリップのファンでインタビューしたこともあるらしいです。