わかりにくいは強い

いわゆる「バズッてる」商品は出品一覧やKeepaのグラフを見れば一目瞭然。その手の商品にお世話になることももちろんある。けれどもそっちではなくていつの間にかしれっと、ジワジワと「買い」になっているわかりにくい商品、あるいは出品一覧やグラフではわかりにくい商品を効率よく見つけるにはどうしたらよいか、ということをわりとずっと考えている。経験上そのような商品は確実に存在するし、そのような商品こそ自分の最大の武器であり、生命線なので。とはいうものの、これといったアイディアは今のところない。中長期的に記録を残して観察することくらいしか思いつかない。CDせどらー自体はまだまだ世の中にそれなりの数いるのだろうが、今どきこんなことを大真面目に考えているのは自分くらいのものかもしれないなと思う今日この頃。
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火曜日。電車で仕入れ2軒。
2時過ぎに出発。郵便局に寄って、各駅停車でのんびり座って1軒目開始は3時半。これではいけないのはわかっているのだが。1軒目、2軒目共に6点ずつ、12点で23Kの仕入れ。内容もあまりよろしくない。さらに悪いのは2軒目を出たのが7時と時間が余ってしまったこと。近くの小型店でも…とも思ったが、結局効率が悪いのは変わりないのであきらめる。ドトールミラノサンドを買って、早く家に帰って内勤に精を出すことにする。

金曜日。電車で仕入れ2軒。
どうも非効率な仕入れが予想されるので足が重いのだが、現場(ブックオフ)でしかわからない情報も多いので、少しだけリサーチをして1軒目の秋葉原へ。久々に2回会計でまずまず。5,980円の邦楽DVDにブックレットが付いておらずキャンセルしようかとも思ったが、やはり思いとどまる。いくらで売れるか見届けたい。5時半にガード下のえぞ菊で味噌ラーメンとビール。トイレに行きたくなるし喉もカラカラになるが、止められない。2軒目は御徒町。エレベーターがなかなか来そうになかったので、階段で4階まで昇ったら胸が張り裂けそうになった(肉体的な意味で)。その甲斐もなくCD6点のみ。合計20点で41Kの仕入れ。2軒目を出たのは前回と同じく7時くらい。
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最近売れたもの

そばにいたい

そばにいたい

  • アーティスト:辛島美登里
  • 発売日: 2005/10/26
  • メディア: CD
 

 980→5,900
アルバムではなくマキシシングル。ブックオフでは沢山ディスクを見かけるし、せどりも沢山しているが曲は知らないアーティストの代表例。

 

 980→3,900
普通にブックオフ仕入れ。後学のために鑑賞してから出品。ジャニーズ主演ものをなんでもくさせばよいというものではないが、これは普通にひどい。原作は本屋大賞受賞、シリーズ売上320万部らしいけど…。

 

 980→2,900
日本人アーティストによるコステロトリビュート。「買い」のデータは特になかったのだが、ジャケットの犬が「あなたが来るのを待っていました。あなたが買ってくれないと私はこのまま新宿の片隅で朽ち果ててしまうでしょう」と言っている気がしたのでとりあえず買ってみた。有名どころでは浜崎貴司かの香織黒沢健一などが参加しているが、I-luluというユニット?の『HIGH FIDELITY』がよかった。当然ながら動画はないのでここは本家で。


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突然キレるのは駄目だけど、性欲が減ったり将来への不安を口にするのは普通なのでは?病気なの?

見出しだけで即クリックだったが、特に気になる点はなし。消費税率が途中で変わった去年の方がよほど面倒くさかった。今年の確定申告は45%まで進捗して小休止中。
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1月の結果は仕入れちょい悪、売上普通くらい。年末に多めに仕入れたのと、ブックオフオンラインが買取金額20%アップをしてくれたおかげで助かった。例年では2月は決して悪くないのだが、大型店での仕入れも秋葉原を除いて一桁点数が続いている。そろそろ全せどらー期待の引っ越しシーズンだが、今年はどうなんだろう。もしも前年比でずいぶん引っ越し自体が少なかったら→大掃除少ない→ブックオフの棚肥えない、となるかもしれない。いずれにせよあとひと月、ひたすら耐えてじっと春を待つ。