地を這うせどり

相変わらずマケプレヤフオクを中心にネット仕入れしている。交通費と移動時間が要らないという大きなメリットはあるが、どうしても絶対量が足りない。もっと手を広げることも不可能ではないのだが、そうすると時間効率が落ちてしまう。

そんなこんなで切羽詰まったので、なんとか都合をつけて1週間ほどの関東遠征に行ってきた。人と会ったり雑用も多く、20店舗ほどしか廻れなかったが、今回もギリギリ及第点程度には仕入れることができた。都心よりも郊外のほうがやや買えた感があるが、これは紛れの範囲だろう。ちなみに遠征と言ってもビジネスホテルなどではなく、自分の家に泊まっている。

9月8日(土)。車で仕入れ3軒。
緊張の初日だったがまずまず。ゆらゆら帝国石川さゆり中山ラビ白井貴子みなみらんぼう憂歌団、チープトリック、ユーロビートきかんしゃトーマスなど18点で26Kの仕入れ。DVD・ブルーレイはなく全てCD。

9月10日(月)。車で仕入れ3軒。
行きで結構な渋滞。基本的に首都高の中央環状線(およびその内側)に入ることはないのだが、久々に山手トンネルと大橋ジャンクションのぐるぐるを通過。1軒目は750円1枚だけ。この店はもうリストから外す。2軒目の9,950円の邦画サントラで長考。1年前だったら見逃した可能性が高いが、ここは自己査定甘目で確保。ジッタリン・ジン、ブレッド&バター、ハニー・シックス、谷村新司マイケル・ジャクソンなど15点で28Kの仕入れ。以前も書いたプラケースの上から(または下から)のぞき見て特典の有無を確かめるタイプのDVD・ブルーレイの特典付きが揃いであって歓喜。帰りはモロに帰宅ラッシュにぶつかって想像以上の渋滞。

9月11日(火)。電車で仕入れ4軒。
この日は1軒目に大型店、2・3軒目に中型店、状況に応じて4軒目の小型店へ、という予定。当然1軒目の大型店に期待がかかるが5点6Kのみ。2軒目で沢田研二の放出があり、定番のCD2枚確保。ライブDVDもあったが、どれもまあ高い。損はしないと思うが…結局見送り。4軒目の小型店では結局坊主だったが、この店はもう1回くらい様子をみたい。東京の場合、小型店でも地方の大型店と比べて遜色なかったりする。僕にとって相性が良い小型店は、下赤塚、十条、浜田山など。ザバダック宮沢りえ聖闘士星矢、プロレスQなど12点で32Kの仕入れ。

9月12日(水)。電車で仕入れ4軒。
原田知世谷村新司ザ・グッバイ、ジッタリン・ジン、吉田美奈子、ends、大野克夫など17点で30Kの仕入れ。

9月13日(木)。電車で仕入れ3軒。
1軒目は秋葉原。1階のレイアウトが大きく変わっていたが、レジを少なくして大丈夫なのだろうか。ショーケースのアニメDVD・ブルーレイBOXを全部見えるようにしたのは正しい判断だと思う。早川義夫松任谷由実、E.Z.O、ピチカート・ファイヴ、箏座、マイケル・ジャクソンジミ・ヘンドリックススクリッティ・ポリッティなど17点で37Kの仕入れ。スクリッティ・ポリッティは玄人受けする80年代のニュー・ウェーヴ・ユニットだが、僕のストライクゾーンからはやや外れる。

9月14日(金)。
日中は所用でつぶれたため、夕方から車と電車で仕入れ3軒。横山輝一藤田恵美セリーヌ・ディオンなど10点で24Kの仕入れ。

最近売れたもの

750→3,900
オルゴールものの定番。以前はよく見かけたが最近はご無沙汰。同じタイトルで違うカタログがもうひとつあるが、こちらには出品しない方が無難。

似たようなタイトル、つまりオルゴールのウェディングものCDというのはいくつかあり、どれも似たような曲の並びのように思えるが、需要があるということはなにか売れる理由があるのだろう。また、曲の雰囲気を確かめたかったら買う前に試聴できるというのはアマゾンの大きな強みだろう。

実家に戻って3日経つが、全力で鋭意出品中かというとそうでもない。ネット仕入れや定期的なリサーチも並行して行わなければならず、まだ遠征の荷物を解いてすらいない。この遠征生活というか往復生活が続くこと自体はそれほど問題はないのだが、その時期や期間を自由に選べないのは非常に困る。在庫は900点を割っていよいよ干上がりそうだ。今が売上的には底だと思うので、なんとか地を這って耐えしのぐしかない。