現金、ダンケルク、私物

ブックオフでの支払いはクレカとスイカを使い分けている。僕が行くエリア内でカード類が使えないブックオフは2、3軒あるにはあるが、行くのはせいぜい数ヵ月に1度なので、現金の必要性というのはあまりない。それでも仕入れに行くときは財布に2、3万円くらいは入れていく。以前は5万円くらい入れていたので、これでもかなり減らしたことになる。

なぜこのように現金を多めに持ち歩くかというと、これはおそらくパチスロをやっていた頃の名残だと思う。パチ屋に行くときは大体財布に10万円くらい入れていた。実際にそれだけ使うことはあまりないのだが、それは問題ではない。「やれることはやっておこう」の精神が高まると、数分の時間のロスや機会損失にやたら敏感になる。

それが転じて「たまたまブックオフのカード端末が故障していた」とか「たまたまローカルのCDショップの前を通りかかったら閉店セールをやっていた」とか、そういう場合にコンビニや銀行に現金を引出しに行ったりしたくない、という思いが強くはたらくのだろう。実際郊外の場合、コンビニも結構遠かったりする。とはいうものの、せどりを始めて10年ほどになるが、「うん、多めに現金を持っていたおかげで助かったな」という機会にめぐり逢ったことは、もちろん一度もない。財布を落とした時のことを考えると、デメリットの方が大きいかもしれない。でも繰り返すけれど、実際に使うかどうかはあまり問題ではないのです。

(先週の)土曜日。
アマゾンからアンケート依頼のメール。20分のアンケートで500円貰えるというので飛びつく。わんわん!出品者側ではなくユーザー(購入者)側でのアンケートのようで、イオン、楽天、アマゾンに関して色々と訊かれた。「Amazonの出品者に関して不快な経験をした」なんていうのはチェックしない方がよいのかな、などと「ポジションアンサー」してしまう。

月曜日。
昼過ぎに歯医者、その後、封切りしたばかりの「ダンケルク」を観る。月曜なので1,100円だったが、客の入りは2割ほど。IMAXじゃないからだろうか。

史実やミリタリーに関する詳しい知識(例えばスピットファイアメッサーシュミットの機体の区別がつくとか)がなくても問題はなかったと思う。それよりも「監督クリストファー・ノーラン」というのが頭にチラついてしまったせいか、全体としてあまりスッキリしなかった。本当にこれがアメリカでヒットしたのかと思うくらい。いつも思うことだが、何も考えずに観るのが正しいのだろう。頭カラッポの方が夢詰め込めるって元レイジーの人も歌ってるしね。

音楽はハンス・ジマー

火曜日。
ジムへ行った後、私物CDの整理。並べ方はブックオフと同じく、邦楽は五十音順、洋楽はアルファベット順。その他のジャンルはあまりないので適当にまとめておく。大型サイズは別の場所にまとめておく。今回もまたダブリが5タイトルほど見つかった。

聴かなくなったCDを処分したいのだが、金にならないものを出すのは時間の無駄だし、プレミアものを出品すると、今後もっと高くなった際に後悔しそうだ。条件に合致するのは「定価が高くて、今も手に入り易くて、もう聴かないもの」だが、そんなものはあまりない。

水曜日。電車で仕入れ4軒。
五反田は昨年の改装以来どうも調子が悪い。でも考えてみると、別に改装したところで買取の内容が悪くなるはずもない。理由がわからないな。今回もやはり駄目だった。元気があれば武蔵小山まで歩こうかと思ったのだが、断念。全体としては21点で42Kとまずまずの仕入れ。

木曜日。車で仕入れ3軒。
2軒目はクレカや電子マネーの使えない店だったが、財布をみるとなんと1万円しか入っておらず、足りない。これはしたり。商品をレジに預けてコンビニATMで引き出そうかと思ったが、手数料がかかるかもしれないし、よくよく考えてみると迷った末に抜いた微妙なCDも混ざっている。結局微妙なところを2枚棚に戻して、足りる範囲で購入。全体としても17点で27Kの仕入れとイマイチ。うーん、ため息。

金曜日。
起きると、左臀部が痛い。まともに歩けないくらい痛い。筋肉痛とも思えないし、寝ちがえ的なものだろうか。「これでジムに行かなくて済む、ラッキー」とちょっと思っているのが情けない。このような言葉を使うのはよくないかもしれないが、いよいよポンコツである。そういえば先日も「プロバイダ」という言葉が思い出せず、「えーっと、インターネットを繋ぐ会社の…キャリアじゃなくて、ブラウザじゃなくて…」と数分悩んでしまった。

今週はちょっと売上が悪かった。しかも、出品と価格改定をそれなりにしているにも関わらず、という嫌な汗が出るタイプの落ち込み。当たり前だけれど、手数料や諸経費のジワジワとくる値上げよりも、こちらの方が堪える。というわけで、今日は土曜日だけど台風が来る前に仕入れに行っておこう。