プリンス、憧れ、50TA

プリンス、急逝。ペイズリーパーク スタジオの自宅で
プリンスを初めて聴いたのは「パープル・レイン」だが、僕的には次の「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」の方が好きだった。丁度世の中ではゾウリムシみたいなペイズリー柄が流行していたが、ペイズリーパークとの関係は不明、というか多分無関係。

やや音量注意。

そういえば「スラムダンク」で流川が自転車に乗りながら聴いていたのもNPG期のプリンスだった。ナマイキなヤローだ。

土曜日。バイクで仕入れ4軒。
KAN、中島みゆきキース・エマーソンニール・ヤングなど18点で29K。ちょっと少ない。昼食は珍しくデニーズでハンバーグセット。

たまにコメントが無言、要するに新品でもないのに何も書いてない出品がある。まあ後で書き加えるのかもしれないが、一応仕入れの時点では無視して、つまりその出品が無いものとして考えるようにしている。

目と目で通じ合うっていうのはいいよね。

月曜日。電車で仕入れ5軒。
アンジー、アンセムスネークマンショー、王様、中島みゆきゴジラなど15点でたったの25K。いかんでしょ。

この日はブックオフで面陳になっている、つまり新入荷と思われるジョージ・ハリスンのCDを2回見かけた。2月に発売されたトリビュート・コンサートのCDだ。見かけたのだが、ライブ盤やトリビュートものを自分用に買うことはほとんどないので、これも当然スルー。

ところでこのジャケットのジョージは、オレンジのシャツに黒の毛皮のコートを着ている。これはおそらくアップルの屋上でセッションした、いわゆる「ルーフトップ・コンサート」の時の写真だと思う。明るいグリーンのパンツに靴はスニーカー。ギターはローズウッド・ボディのテレキャスターのはずだ。若き日の高橋幸宏がこの格好に憧れて真似してた、というのを最近図書館で借りた本で読んだ。

ミュージシャンのファッションに憧れるというのは「基本中の基本」ではある。もちろん僕にもそんな頃があった。

画質も綺麗だし、3声のハモもくっきりと聴こえる、良い動画。リンゴのドラムもカッコいいなあ。ピアノのビリー・プレストン(この人もよく「5人目のビートルズ」と言われる)やオノ・ヨーコの姿も見える。

金曜日。
例によって出品したのも忘れていた、プリンスのCDが売れていた。

売れたのはこの1/3くらいの価格。

歯医者で抜歯。口内の縫合というのを初めて体験した。止血用に脱脂綿を買って帰り、プリンスを聴きながらブログと出品。早めに鎮痛剤を飲んだせいか、痛みは大丈夫だが、出血がなかなか止まらない。

またロンドンハーツで50TAをやったらしく、相場が上がっている。

体感的にはブックオフ10軒で1枚くらいは見つかる感じなので、テレビ放送を見越して事前に集めることも不可能ではないが、ややハイリスクだなあ。

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プリンスはもともとセドラビリティの高いアーティストなので、「買える」タイトルは調べなくてもそれなりに頭に入っているが、仕入れに行く時間がない。こういう機会に同業者に知られてしまうとしたら、むしろ残念だ。

ファンクやソウル、ヒップホップまで黒人音楽全般にルーツを持ちながら、何をやっても(ベタな言い方だが)「プリンスという音楽ジャンル」に昇華しているのが凄い。派手な格好をしたり、変な形のギターを弾いたり、名前をシンボルにしたり、ボウイやMJに勝るとも劣らないアヴァンギャルドなロック・アイコン。でもやっぱり、どこかロマンティック。